不動産専門職とはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説
不動産所有者の代わりに、不動産の資産価値を維持・向上させる専門職です。不動産運用についての高度なスキルや経験が必要になります。「FM(ファシリティマネジメント)」は、個々の不動産の利便性を高めることが主な任務です。メンテナンスをしたり、維持コストを抑えるために設備を効率化しています。
「PM(プロパティマネジメント)」は、不動産それぞれの資産価値を上げるのが仕事です。メンテナンス、修理・修繕に加え、賃貸住宅の入居者募集や商業施設のテナント誘致も行います。
「AM(アセットマネジメント)」は、不動産以外の資産も含めたトータルな運用業務をします。都市再開発が盛んなことや都心のオフィスビル増加に伴い、活躍の場は広がっています。
不動産専門職の年収
平均年収
平均年収
444.2万円
「コンサルタント/不動産専門職」の平均年収は537.2万円
「不動産専門職」の平均年収は444.2万円です。
年収分布
- この職種の平均
- 「コンサルタント/不動産専門職」の平均
未満
万円未満
万円未満
万円未満
万円未満
万円未満
万円未満
万円未満
以上
最も多い年収帯は300万円台の30%で、次いで400万円台が25%、500万円台が14%となっています。
不動産専門職に転職した人はどんな人が多い?
転職年齢
転職年齢
34.9歳
「コンサルタント/不動産専門職」の平均年齢は33.7歳
- この職種の平均
- 「コンサルタント/不動産専門職」の平均
「不動産専門職」に転職した人の平均年齢は34.9歳です。年齢の内訳を見ると最も多い年齢層は25~29歳で31%となっています。
前は何の仕事をしていた?
順位
職種
割合
-
1
31.9%
-
2
23.7%
-
3
11.8%
-
4
3.1%
-
5
2.2%
転職前の職種も同じ「不動産専門職」が31.9%で最多ですが、「コンサルタント/不動産専門職」以外に転職したケースも見られます。
何回目の転職だった?
「不動産専門職」に転職したのがはじめてだった人が37%で最多となりましたが、ほかの「コンサルタント/不動産専門職」と比べるとはじめての転職の割合はやや少なめです。5回目以上の転職だった人の割合はやや多めの10%となりました。
どんな資格を持っている?
順位
資格
割合
-
1
第2種電気工事士
12.6%
-
2
宅地建物取引士
10.6%
-
3
危険物取扱者乙種 第4類
7.9%
-
4
ボイラー技士2級
5.2%
-
5
建築物環境衛生管理技術者
4.9%
「不動産専門職」になるために必須の資格はありませんが、仕事に直接役立つと考えられる「第2種電気工事士」や、スキルアップ、キャリアアップに必要な資格を取得している傾向が見られました。
TOEIC(R)スコアの平均は?
TOEIC
585.1点
「不動産専門職」におけるTOEIC(R)受験者の平均点は585.1点です。
不動産専門職からの転職
次に就いたのはどんな仕事?
順位
職種
割合
-
1
65.0%
-
2
7.9%
-
3
5.4%
-
4
4.4%
-
5
2.5%
「不動産専門職」の次に就いた職種も同じ「不動産専門職」が65.0%で最多で、「コンサルタント/不動産専門職」以外に転職するケースも見られます。
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■平均年収、男女比、転職希望者の年齢
- 調査対象
- dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
- 調査期間
- 2020年7月~2021年6月
- 有効回答数
- 約700,000人
■TOEIC(R)テストの点数、持っている資格
- 調査対象
- dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
- 調査期間
- 2019年7月~2020年6月
- 有効回答数
- 約310,000人
■転職後の職種、転職した人の年齢、転職回数
- 調査対象
- dodaエージェントサービスを利用して転職した
ビジネスパーソン
- 調査期間
- 2020年7月~2021年6月
- 有効回答数
- 約26,000人
■冬のボーナス・夏のボーナス、残業時間、年間休日
- 調査対象
- 20~59歳、正社員のビジネスパーソン
- 調査方法
- ネットリサーチ会社を利用した
インターネット調査
(ネットリサーチ会社保有のデータベースを
元に実施、doda会員登録は不問)
- 調査期間
- 2021年8月
- 有効回答数
- 15,000人