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【全100職種】あの職種とはどんな仕事?doda職種図鑑
建築/土木系エンジニア

プラントエンジニアとはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説

ここでは、プラント業界における建築・土木系の技術専門職をまとめて、「プラント関連職種」として分類しています。プラントには、石油・ガスなど天然資源の採掘設備、ごみ処理場や水処理場など産業分野の設備、そしてメーカーの工場などが含まれており、その規模は大小さまざまです。

建築・土木業界の中でもプラントはより専門的な分野で、特殊な技術や知識、経験が必要とされることから、業界単位でカテゴライズされることも多い職種です。建築・土木における「設計監理」などのマネジメント部門、設計関連部門、そして工事現場のすべてがプラントにもあります。

プラントエンジニアの仕事データ

収入

年収

557.3万円

「建築/土木系エンジニア」職種の平均年収は438.1万円

年間ボーナス

99.8万円

残業・休日

月間残業時間

18.8時間

年間休日

123.3

プラントエンジニアの仕事内容とは

プラントとは、日常品から鉄鋼までさまざまな製品・原料を製造する工場施設や、石油・ガスなどのエネルギーや下水処理場などの工場設備のことで、分野ごとに規模や必要な設備が異なります。これらのプラントで働く技術者を「プラントエンジニア」と呼びます。

プラントの企画や設計、建設工事から施工管理、保守・メンテナンスなどの業務を行うことをプラントエンジニアリングといい、これらを専業会社が一括して行うケースや、鉄鋼や造船などの企業のエンジニア部門が一部を請け負うケースなどがあります。プラントエンジニアリング企業のプロジェクトは大規模なものが多く、土木、電気、化学、機械などの専門知識を持った各分野のプラントエンジニアが集められます。

プラントエンジニアの主な仕事はプラントに関わるプロジェクトマネジメントですが、場合によっては設計業務などもカバーします。例えば、土木系エンジニアはプラントに付随する道路や港湾施設などの設計や施工管理を行い、電気系エンジニアはプラントの電力供給システムや制御システムなどの構築を行います。また、化学系エンジニアは石油などの原料を製品化するためのプロセス構築を行い、機械系エンジニアは機械装置の設計や開発を行うケースもあります。

世界的な環境問題となっているCO2 削減目標に向けて、プラント業界では省エネルギー、高効率化への関心が高まっています。既存のプラントのメンテナンスだけでなく、LEDや有機ELといった技術開発をともなった新規プラントの建設が進んでいることもあり、プラントエンジニアのニーズは今後ますます高くなることが想定されます。

プラントエンジニアの年収

平均年収

平均年収

557.3万円

「建築/土木系エンジニア」職種の平均年収は438.1万円

「プラントエンジニア」の平均年収は557.3万円で、「建築/土木系エンジニア」6職種中トップです。

年収分布

  • この職種の平均
  • 「建築/土木系エンジニア」職種の平均
300万円
未満
6%
15%
300~400
万円未満
16%
29%
400~500
万円未満
19%
24%
500~600
万円未満
21%
15%
600~700
万円未満
16%
9%
700~800
万円未満
9%
4%
800~900
万円未満
5%
2%
900~1000
万円未満
4%
1%
1000万円
以上
6%
1%

最も多い年収帯は、500万円台の21%で、次いで400万円台が19%、600万円台と300万円台が同じ16%となっています。

年間ボーナス

年間ボーナス

99.8万円

夏のボーナス…49.8万円

冬のボーナス…50.0万円

「プラントエンジニア」の年間ボーナスは99.8万円で、「建築/土木系エンジニア」6職種中3番目です。

プラントエンジニアに転職した人はどんな人が多い?

転職年齢

転職年齢

33.7

「建築/土木系エンジニア」職種の平均年齢は33.2歳

  • この職種の平均
  • 「建築/土木系エンジニア」職種の平均
~24歳
4%
12%
25~29歳
29%
34%
30~34歳
35%
22%
35~39歳
17%
11%
40歳以上
15%
21%

「プラントエンジニア」に転職した人の平均年齢は33.7歳です。年齢の内訳を見ると最も多い年齢層は30~34歳で35%となっています。

前は何の仕事をしていた?

順位

職種

割合

転職前の職種は「機械設計/金型設計/光学設計」が21.1%で最多となっていますが、「建築/土木系エンジニア」職種以外に転職したケースも見られます。

何回目の転職だった?

はじめてだった人59% 2回目:20% 3回目:7% 4回目:8% 5回以上:6%

「プラントエンジニア」に転職したのがはじめてだった人が59%で最多となりました。

どんな資格を持っている?

順位

資格

割合

  • 1

    危険物取扱者甲種

    6.3%

  • 2

    危険物取扱者乙種 第4類

    5.1%

  • 3

    公害防止管理者水質関係第1種公害防止管理者

    3.7%

  • 4

    ボイラー技士2級

    2.9%

  • 4

    エネルギー管理士熱

    2.9%

「プラントエンジニア」になるために必須の資格はありませんが、仕事に直接役立つと考えられる「危険物取扱者甲種」や、スキルアップ、キャリアアップに必要な資格を取得している傾向が見られました。

TOEIC(R)スコアの平均は?

TOEIC

708.6

「プラントエンジニア」におけるTOEIC(R)受験者の平均点は708.6点で、「建築/土木系エンジニア」6職種中トップです。

プラントエンジニアからの転職

次に就いたのはどんな仕事?

順位

職種

割合

「プラントエンジニア」の次に就いた職種も同じ「プラントエンジニア」が35.9%で最多です。2位以下も同じ「建築/土木系エンジニア」職種が多く、培ったスキルや経験を活かして業界や企業を移る転職をする人が多いことが分かります。

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コンサルタント/不動産専門職2職種のデータです

販売/サービスの職種(11職種)

クリエイティブの職種(5職種)

調査概要 ※記事中の割合データは、四捨五入の関係で合計値が100%にならない場合があります。

■平均年収、男女比、転職希望者の年齢

調査対象
dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
調査期間
2020年7月~2021年6月
有効回答数
約700,000人

■TOEIC(R)テストの点数、持っている資格

調査対象
dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
調査期間
2019年7月~2020年6月
有効回答数
約310,000人

■転職後の職種、転職した人の年齢、転職回数

調査対象
dodaエージェントサービスを利用して転職した
ビジネスパーソン
調査期間
2020年7月~2021年6月
有効回答数
約26,000人

■冬のボーナス・夏のボーナス、残業時間、年間休日

調査対象
20~59歳、正社員のビジネスパーソン
調査方法
ネットリサーチ会社を利用した
インターネット調査
(ネットリサーチ会社保有のデータベースを
元に実施、doda会員登録は不問)
調査期間
2021年8月
有効回答数
15,000人
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