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【全100職種以上】あの職種とはどんな仕事?doda職種図鑑

更新日:2026/1/5

IT/通信系エンジニア

社内SEとはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説

社内SEとは、SE(システムエンジニア)の中でも、自社に特化してシステムの導入 ・開発などを行う仕事です。企業によってはIT関連業務のすべてを担当することもあります。業務が多岐にわたるため、具体的な仕事内容をイメージしにくい職種かもしれません。本記事では、社内SEの詳しい仕事内容をはじめ、求められる能力や素質、やりがいについて解説していますので、社内SEへの転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

社内SEの仕事データ

収入

年収

450.8万円

「IT/通信系エンジニア」系職種の平均年収は455.1万円

年間ボーナス

122.2万円

残業・休日

月間残業時間

21.2時間

年間休日

121.6

社内SEとは?

社内SEとは
	①社内のITシステムの設計、開発、運用、管理を担当
	②システム開発に一貫して携わるため、やりがいがある
	③システムに関する知識だけでなく、調整力や推進力も必要

社内SEはSEの一種で、「自社内」に特化してIT関連の業務を行うのが特徴です。社内システム企画と呼ばれることもあり、社内システムの導入・開発だけでなく、リリースしたシステムの利用方法の周知やトラブルシューティングなどの運用業務も行います。また、ネットワークの管理、セキュリティ 対策なども社内SEが担います。

IT戦略を練ったり、システムの企画を立てたりする上流工程では経営層や現場のさまざまな部署と関わる必要があるため、調整力と推進力が求められる仕事です。近年ではDXやIT化への迅速な対応が求められているため、社内SEの採用ニーズは高まっています。

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社内SEの働き方

所属する企業や部署にもよりますが、社内SEは自社案件に携わるという点で、システムの仕様や開発スケジュールをコントロールしやすいため、ワーク・ライフ・バランスを保ちやすいのが魅力です。

また、社内SEが属するシステム系の部署は本社機能に近いため、支社などに転勤が命じられる可能性は比較的低いといわれています。ただし、製造業のように全国に工場がある企業の場合は、工場勤務の社内SEとして転勤が発生する可能性もあります。

社内SEの仕事内容

社内SEは、基本的に自社内のシステムやインフラ環境に関わる業務を行いますが、企業によって業務の内容や範囲はさまざま。ここでは、社内SEの主な4つの仕事内容を見ていきましょう。

システムの企画・導入

社内SEは、会社の経営戦略やIT戦略に沿って経営課題の解決や事業拡大を支援するため、ITシステムの企画段階から関わります。 システム導入までの主なステップは次のとおりです。

業務分析:現状を把握し、どの業務をシステム化すべきかを洗い出す
目的と効果の明確化:システム化の狙いと期待される成果を整理する
計画策定:スケジュールと予算を算出し、決裁者に提案する
導入実施:承認後、計画に沿ってシステムを導入する

システムの設計、開発

社内でシステムを開発する場合、社内SEが設計から開発・テストまでを担当します。ただし、AIなど高度な専門技術が必要な場合や人員が不足している場合は、外部のシステム開発会社に依頼することもあります。外注時には、社内SEが進捗・品質管理やスケジュール、コスト調整を担います。

システムの運用・保守

社内SEの役割は、システムの開発や導入だけではありません。導入後も安定稼働を維持するため、運用・保守が欠かせません。

社内ネットワークに不具合が起きれば、業務に必要なシステムが利用できなくなります。こうした事態を防ぐため、システムを常時監視し、トラブル発生時には迅速に状況を把握し復旧対応を行います。

社員からの問い合わせ対応

社内SEがヘルプデスク業務を担当する場合、社員が業務を円滑に進められるよう、幅広いサポートを行います。PCや周辺機器の設定トラブル、業務システムへのアクセス不具合など、さまざまな問い合わせに対して対応します。

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社内SEとSEの違い

社内システムに携わるのが社内SE、社外のクライアント向けのシステム開発をするのが一般的なSEです。ここではさらに深掘りして、所属先や業務範囲、業務期間の違いについて見てみましょう。

所属先

社内SEは、企業や組織のIT部門に所属し、自社の社員や部署が「顧客」となり、社内のIT環境を整えることが主な役割です。
一方、SEは、ITベンダー企業に所属し、顧客である企業から依頼された仕事が中心となります。

業務範囲

社内SEは、社内向けのIT全般を幅広くカバーして自社の業務改善に寄与します。システムの企画を立てたり、戦略を練ったりする上流工程から、開発後の運用・保守までに関わるのが特徴です。対してSEは、システム開発に特化している傾向があります。

業務期間

社内SEは、長期間にわたって同じシステムの運用・保守に関わり続けます。対してSEは案件単位で動いているため、1つのシステム開発案件が完了すればまた別の案件に移行する、または並行して取り組むといった点が大きく異なります。

以上が主な違いです。社内SEとSEは立場の違いから役割が異なるものの、同じエンジニア職種であることに変わりはありません。そのため、必要なスキルは重複する部分が多く見られます。

社内SEに求められる能力・素質

コミュニケーション力

社内SEの仕事は、システムの企画や開発にあたり、社内外の多様な関係者と調整する場面が多くあります。社員だけでなく、経営層や外部ベンダーとの交渉力も欠かせません。立場によって要望は異なるため、実現可能な内容を見極めて取捨選択する力や、意見の違いを恐れず、論理的に対話する力が求められます。

全体像を捉える視点

労働力不足や生産性向上が叫ばれている昨今、デジタル技術を活用した業務改善は、どの企業にとっても避けられない課題です。社内SEには自社の状況を俯瞰的に把握し、改善の優先順位を見極める力が求められます。

忍耐力

社内SEとして特に工数がかかるのは運用・保守の工程です。システムを安定稼働させるために、計画的なメンテナンスや機能修正などを行います。時にはトラブル対応など、緊急性の高い業務もこなさなければなりません。これらの業務は表立った成果として見えづらく、縁の下の力持ちの役割であるため、どのような場面でも問題から逃げずに取り組み続ける忍耐力が求められます。

プロジェクトマネジメント力

社内SEには、システム導入を円滑に進めるためのプロジェクトマネジメント力が求められます。スケジュールを管理するだけでなく、品質・コスト・人員のバランスを取りながら、関係者と調整していく能力が必要です。特に、要件変更やトラブルが発生した際に、迅速に判断し計画を修正できる柔軟性が求められます。

社内SEのやりがい

社内SEの業務は自社の事業と密接に関わるため、責任が求められる分、やりがいも大きい職種といえます。次のようなやりがいを感じることが多いようです。

システム開発に一貫して携われる

社内SEは、社内の課題を見極め、システムを通じて業務改善や業績向上を支援する役割を担います。要望のヒアリングから企画、開発、サービスリリースまで、すべての工程に一貫して関わることができます。

エンドユーザーと接点がある

一般的なSEが開発完了後にプロジェクトを離れるのに対し、社内SEは運用・保守まで担当し、利用者の反応を直接確認できる点が特徴です。開発したシステムによって、「便利になって業務効率が上がった」「業績がアップした」というように感謝される経験が達成感となり、会社に貢献していることを強く実感できるでしょう。

社内SEの厳しさ

社内SEという職種はやりがいと魅力がある一方で、厳しい面もあります。例えば、次のような点に厳しさを感じやすいようです。

会社独自のルールや法律を常に把握する必要がある

システムは、会社の規定や業務に関わる法律に沿って設計・運用する必要があります。こうしたルールはしばしば改定されるため、最新情報を常に把握し、知識をアップデートすることが欠かせません。

日々の業務だけで手いっぱいになってしまうと、知識をインプットする時間が確保できないという壁に突き当たるかもしれません。

IT業務全般への責任

自社の事業に直結するシステムで障害が起きると、全社の業務に大きな影響を及ぼします。そのため、安定稼働を維持する責任は非常に大きく、プレッシャーに感じてしまうことがあります。

社内SEになるには?

ITエンジニアの求人は増加傾向にあり、社内SEの採用も活発です。企画などの上流工程に携わるポジションや、上流から運用・保守まで幅広く担当するポジションなどさまざまです。中には、経験が浅くても運用・保守から始め、将来的に上流工程へキャリアアップできる求人もあります。

活かせる職歴や経験

社内SEの業務経験がなかったとしても、転職できる可能性はあります。コミュニケーション力が必要とされる職種のため、これまでのキャリアで折衝した経験を活かすことが可能です。 歓迎される職歴としては、IT営業、ITコンサルタント、SIerのほか、業務システム開発に携わってきたエンジニア、プリセールスなどが挙げられます。

転職に活かせる資格

社内SEになるために学歴や資格の有無は問われませんが、基本的にプログラミングの知識は必要です。持っていると活かせる資格として、ITエンジニアの登竜門と呼ばれる「基本情報技術者」、マイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明する「MOS」などのIT関連資格、プロジェクトマネジメントに関する国際資格「PMP」をはじめとしたマネジメント関連資格などが挙げられます。

社内SEのキャリアパス

社内SEとしてキャリアをスタートした後は、次のような道筋が挙げられます。

管理職としてキャリアアップ

ヘルプデスク業務やシステム運用・改修などの定常・定型的な業務からスタートし、IT・デジタル技術を用いて業務改善する取り組みの企画業務へとステップアップします。さらに経験を積むと、全社にわたるIT戦略の企画・立案・推進やその予算管理など、社内で影響範囲が大きい業務を担当。プロジェクトを推進する中でマネジメントスキルが評価されると、IT部門全体を取りまとめる管理職への道が開けます。

社内SEからほかのエンジニア職へ

幅広いIT領域の知識を扱うため、アプリ系のエンジニアやサーバエンジニアなどほかのエンジニア職として活躍する道もあります。スキルの高さを証明するためにも、「情報処理技術者」などの国家資格や、実務に活かしやすいベンダー資格を取得するとよりよいでしょう。

社内SEからITコンサルタントへ

ITを活用し、企業の経営課題を解決する職種です。社内SEとの共通点が多く、システム導入にあたっては社内SEとして培った経験やスキルを十分に活かすことができます。

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社内SEの求人傾向

社内SEの求人

  • 年間休日
    120日以上

    93.6%

  • フレックス
    勤務

    40.0%

  • 転勤なし

    36.2%

  • 職種未経験
    歓迎

    5.6%

  • 第二新卒
    歓迎

    46.2%

  • 学歴不問

    41.6%

  • 退職金
    制度あり

    79.8%

  • 社宅・家賃補助
    制度あり

    40.4%

  • 固定給
    25万円以上

    77.1%

  • 女性活躍

    35.3%

2025年10月にdodaに掲載された社内SEの求人データをまとめたところ、最も割合が高いのは「年間休日120日以上」の求人で、93.6%を占めました。

また、社内SEの求人と、dodaの求人全体を比較すると、社内SEの求人は「フレックス勤務」「年間休日120日以上」「退職金制度」の求人が多い傾向が見られました。

下のボタンから社内SEの最新の求人をチェックしてみましょう。

やりたい仕事を探そう!社内SEの求人
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社内SEへの転職に役立つ関連コンテンツ

ここまで、社内SEという職種の実態について解説してきました。仕事内容がクリアになったり、SEとの違いが分かったりと、自分が社内SEとして働く姿をイメージしやすくなったのではないでしょうか。

dodaでは、社内SEへの転職にチャレンジしたい方へ向けて、応募書類の作成や自己PRに役立つコンテンツを用意して転職をサポートしています。ぜひ活用してみてください。

社内SEの年収

平均年収

平均年収

450.8万円

「IT/通信系エンジニア」系職種の平均年収は455.1万円

「社内SE」の平均年収は450.8万円で、「IT/通信系エンジニア」系12職種中7番目です。

年収分布

  • この職種の平均
  • 「IT/通信系エンジニア」系職種の平均
300万円
未満
15%
14%
300~400
万円未満
32%
31%
400~500
万円未満
23%
24%
500~600
万円未満
13%
13%
600~700
万円未満
8%
8%
700~800
万円未満
4%
4%
800~900
万円未満
2%
2%
900~1000
万円未満
1%
1%
1000万円
以上
3%
3%

最も多い年収帯は300万円台の32%で、次いで400万円台が23%、300万円未満が15%となっています。

平均年収の推移

社内SEの平均年収は2021年にコロナ禍の影響で下がりましたが、2022年以降は回復傾向となっています。

年間ボーナス

年間ボーナス

122.2万円

夏のボーナス…61.6万円

冬のボーナス…60.6万円

「社内SE」の年間ボーナスは122.2万円で、「IT/通信系エンジニア」系12職種中5番目です。

社内SEに転職した人はどんな人が多い?

転職年齢

転職年齢

33.5

「IT/通信系エンジニア」系職種の平均年齢は31.7歳

  • この職種の平均
  • 「IT/通信系エンジニア」系職種の平均
~24歳
7%
12%
25~29歳
35%
43%
30~34歳
23%
21%
35~39歳
15%
11%
40歳以上
20%
14%

「社内SE」に転職した人の平均年齢は33.5歳です。年齢の内訳を見ると、最も多い年齢層は25~29歳で35%となっています。

前は何の仕事をしていた?

転職前の職種も同じ「社内SE」が36.8%で最多です。2位以下も同じ「IT/通信系エンジニア」職種が多く、培ったスキルや経験を活かして業界や企業を移る転職をした人が多いことが分かります。

何回目の転職だった?

はじめてだった人:43 2回目:28 3回目:14 4回目:8 5回以上:7

「社内SE」への転職がはじめてだった人が43%で最多となりました。

どんな資格を持っている?

順位

資格

割合

  • 1

    基本情報技術者試験

    24.4%

  • 2

    ITパスポート

    21.3%

  • 3

    シスコ技術者認定 CCNA

    9.9%

  • 4

    応用情報技術者

    8.8%

  • 5

    情報セキュリティマネジメント試験

    7.8%

「社内SE」になるために必須の資格はありませんが、仕事に直接役立つと考えられる「基本情報技術者試験」など、スキルアップ、キャリアアップに必要な資格を取得している傾向が見られました。

TOEIC(R)スコアの平均は?

TOEIC

693.6

「社内SE」におけるTOEIC(R)受験者の平均点は693.6点で、「IT/通信系エンジニア」12職種中9番目です。

社内SEからの転職

次に就いたのはどんな仕事?

「社内SE」の次に就いた職種も同じ「社内SE」が49.8%で最多です。2位以下も同じ「IT/通信系エンジニア」職種が多く、培ったスキルや経験を活かして業界や企業を移る転職をする人が多いことが分かります。

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コンサルタント/不動産専門職(2職種)

コンサルタント/不動産専門職2職種のデータです

販売/サービスの職種(12職種)

クリエイティブの職種(5職種)

調査概要 ※記事中の割合データは、四捨五入の関係で合計値が100%にならない場合があります。

■平均年収

調査対象
dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
調査期間
2023年09月~2024年8月
有効回答数
約400,000件

■TOEIC(R)テストの点数

調査対象
dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
調査期間
2023年09月~2024年8月
有効回答数
約50,000件

■持っている資格

調査対象
dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
調査期間
2023年09月~2024年8月
有効回答数
約100,000件

■転職前の職種、転職後の職種、転職した人の年齢、転職回数

調査対象
dodaエージェントサービスを利用して転職した
ビジネスパーソン
調査期間
2023年09月~2024年8月
有効回答数
約40,000件

■冬のボーナス・夏のボーナス、残業時間、年間休日

調査対象
20~59歳、正社員のビジネスパーソン
調査方法
ネットリサーチ会社を利用した
インターネット調査
(ネットリサーチ会社保有のモニターに対し実施、
doda会員登録の状況については不問)
調査期間
2024年8月
有効回答数
15,000件

■平均年収の推移

調査対象
dodaサービスに登録したビジネスパーソン
調査期間、
有効回答数
2019年09月~2020年8月:約400,000件
2020年09月~2021年8月:約300,000件
2021年09月~2022年8月:約400,000件
2022年09月~2023年8月:約400,000件
2023年09月~2024年8月:約400,000件

※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施

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