「医療機器・医療関連営業(メディカル)」職務経歴書の書き方のポイント
※現在または直近の職種、最もアピールしたい職種を参考にしてください。
- 自分が担当した機器と、病床数など顧客の規模が分かる指標を記載しましょう。
- 予算達成率や前年比など比較できる情報を詳細に記載しましょう。成功事例は具体的に書きましょう。
- 転職する業界で評価ポイントは変わります。自己PRにはミッションに対してどのような目標を立て、どう行動したかを記載しましょう。
企業が着目するポイントは担当した病院の規模や扱っている機器の領域とその実績です。市場価値を判断する基準になりますので、なるべく具体的に記載しましょう。取引顧客には、営業先の病院や診療科だけでなく、病床数など顧客の規模を記載することで、採用担当者は営業活動の内容や難易度をイメージできます。
医療機器の営業は、独立して活動することが多いので、実績には社内順位よりも予算達成率や前年比など、相対評価ができる数値を記載しましょう。なお、成功事例を伝える場合は、状況や課題、行動、結果を分けて、各項目を簡潔にまとめると、採用担当者に伝わりやすいのでおすすめです。
採用担当者が評価するポイントは、同業界と他業界のどちらに転職するかで異なります。同業界への転職の場合は、新製品や情報をキャッチアップする姿勢や、提案力の高さが伝わる内容を心がけましょう。例えば心臓系など複雑な部門に行きたい場合は、学術的に詳しく話ができることをアピールしましょう。整形外科系の場合、治療期間が短いのでスピーディな対応や行動力が求められます。社内と連携して素早く適切な商品を納品した経験などを記載してください。他業界の場合、専門性よりもクライアントの課題を分析し、解決した経験を記載できると評価が高まります。どのような営業が得意なのか、工夫した点を盛り込み具体的に書きましょう。
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職務経歴書
■職務要約
大学を卒業後、株式会社○○○○○へ入社。医療機器の営業担当として、主に手術や処置で使用する心臓カテーテルを扱い、外科への提案営業に従事。医療センターや大学病院を中心に約xx施設を担当し、新規提案営業と既存施設のフォローを行っています。ドクターや看護師に向けてのセミナーなどを実施し、使用上のアドバイスから安全面や管理方法までご案内することで、自社製品のシェア拡大に貢献しました。
■職務経歴
20xx年xx月~現在 株式会社○○○○○ | 事業内容:医療機器製造販売業 |
正社員として勤務 |
---|
20xx年xx月~現在 | ○○営業所 / ○○部 | 【業務内容】 【取扱製品】 【担当エリア】 【担当医療機関】 【活動スタイル】 【主な実績】 |
■活かせる経験・知識・技術
■PCスキル
- Word / 報告書、見積書、礼状などの社内外文書が作成できるレベル
- Excel / 関数の使用やデータが作成できるレベル
- PowerPoint / 会議資料の作成が作成できるレベル
■資格
- 普通自動車第一種運転免許 / 20xx年xx月取得
- TOEIC Listening&Reading Test xxx点 / 20xx年xx月取得
■成功事例
○○総合病院(病床数:xxx床)にて診療看護師と協力し、自社製品の拡販に成功
■状況:○○総合病院は自社製品のカテーテル使用実績はあるものの、競合他社のシェアが80%と大半を占めていた。
■課題:診療看護師を何度も訪問し話を聞く中で、シェアが伸びない理由が、過去使い慣れない医療機器を使用した際に医療事故が発生したことがあり、使用実績が豊富な競合他社の製品を使用することが多いことが分かった。
■行動:シェア拡大のため下記を3点を実施。
1. 診療看護師との協力関係の構築
管理まで担当する診療看護師に現場での使用感や、競合他社との違いをヒアリング。また、管理方法についての勉強会も看護師の協力を得て実施した。
2. 安全対策の実施
安全対策のためにテストを実施し、テストを通して自社製品の要点がつかめるよう制度を整えた。また、定期的に自社製品を使用するドクターが代わるため、訪問回数を増やし、ドクターに対して使用上のアドバイスを強化した。
3. セミナーの実施
研修指導医に協力してもらい、研修医やドクターを対象としたハンズオンセミナーを定期的に実施することで、手技の品質を担保。また、カテーテル挿入の前後については、看護師も対象とした説明会を実施しフォローを行った。
■結果:セミナーや説明会を実施してx年後、自社製品の使用量はx倍となり、○○総合病院での自社製品のシェアが30%上昇。近隣施設でもセミナーの依頼があり、自社製品の拡販に貢献。
■自己PR
<社内外の方々を巻き込む推進力>
担当施設へアプローチをかける際は、まずドクターや看護師にヒアリングを行って現状の課題を抽出。自社製品で解決できることやメリットなどを施設内の1人でも多くの方に知っていただきたい旨をお伝えし、1人では達成できない勉強会などの実施に協力していただいています。結果的に、自社製品の認知度を施設内で高め、採用頻度が上がりシェア拡大に貢献しました。
<ヒアリングや日々の情報収集力>
ヒアリングはドクターだけではなく、ほかにも看護師などあらゆる部門の方々に行い、顧客が課題に感じていることだけでなく、競合他社の動向についても情報収集しています。また、競合の情報や顧客の悩みを把握することで、医療現場におけるニーズが何かを正しく理解し、製品のPRだけではなく、自社が提供できる付加価値として情報提供や手技のアドバイスなどを徹底して実施しています。
以上
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