「MR(メディカル)」職務経歴書の書き方のポイント
※現在または直近の職種、最もアピールしたい職種を参考にしてください。
- 病院名や診療科、病床数など顧客の規模を記載しましょう。
- 予算達成率や前年比を実績として記載しましょう。薬剤の処方数や採用件数、社内順位、研究会やシンポジウムの企画、実行経験もあれば含めます。
- 医療機関を新規開拓した経験など具体的な事例をもとに強みをアピールしましょう。再現性が感じられるかどうかがポイントです。
MRの場合、営業先の病院の規模から、採用担当者は自社の仕事を任せられるかどうか判断します。担当していた病院や診療科だけでなく、病床数など顧客の規模を記載しましょう。
採用担当者は、実績を残せるか、普段から数字を意識して仕事をしていたかを見ます。実績には予算達成率や前年比など、評価しやすい数値を書きましょう。ただし、MRは価格交渉がなく、実績を書きにくい職種でもあります。その場合は薬剤の処方数や採用件数、社内順位で代替してください。また、最低限3年分の実績があると、推移から採用担当者は評価を判断しやすいので、年度ごとに記載しましょう。
MRの就業者数は飽和状態にあるため、同業界への転職を希望する場合は特に、一人の営業として優れていることをアピールしましょう。「今まで開拓できなかった医療機関で採用された」「戦略を持ってアプローチした」など、具体的な事例を記載するとライバルと差別化できます。また、再現性が感じられるかどうかも重要です。オリジナリティがあるものでも、自分の意図や戦略がない一過性のエピソードは避けましょう。また、関係構築力は接待を連想させるため、自己PRとしてはあまりおすすめしません。同業界への転職の場合、専門性の高い情報を扱えるかどうか、データに基づいて提案できるかどうかが問われるため、保持している知識や専門性に関連した内容も良いでしょう。
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職務経歴書
■職務要約
大学卒業後、株式会社○○○○○に入社。医薬情報担当者として、主に抗アレルギー剤、テオフィリン製剤、アレルギー性鼻炎治療剤を扱い、大学病院を中心に基幹病院や個人開業医などの施設を担当。また、市民に向けた公開講座を立案・企画し、市民の方々やクライアントであるドクターから高い評価を受けた結果、新規で薬剤を採用していただくなど、自社製品のシェア拡大に貢献してきました。
■職務経歴
20xx年xx月~現在 株式会社○○○○○ |
事業内容:医薬品の研究・開発、MR活動 |
正社員として勤務 |
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20xx年xx月~現在 | ○○支店 / ○○部 |
【業務内容】 【取扱製品】 【担当エリア】 【担当先担当医療機関】 【活動スタイル】 【主な実績】 ※20xx年下期に優秀な成績を収めたものに贈られる全社表彰を受賞。(xxx人中xx名) |
■活かせる経験・知識・技術
■PCスキル
- Word / 報告書、見積書、礼状などの社内外文書が作成できるレベル
- Excel / 関数の使用やデータ表が作成できるレベル
- PowerPoint / 会議資料の作成が作成できるレベル
■資格
- MR認定試験 / 20xx年xx月取得
- 普通自動車第一種運転免許 / 20xx年xx月取得
- TOEIC Listening&Reading Test xxx点 / 20xx年xx月取得
■成功事例
20xx年xx月、競合製品のシェアが高く、新薬の採用が困難な病院にて自社製品の採用を実現
状況:訪問での面会も難しく、他社製品がシェアの大半を占有
担当の医療機関では、他社製品への信頼が厚かったため、前任者はドクターとの面会もできていなかった。そのため弊社製品の採用は難しいと思われていた。しかし、現在採用されている他社製品に比べ、費用対効果が良く、世界規模でのシェアは高い薬剤であったため、製品の良さを理解してもらえれば採用してもらえる可能性があると考え、重点施設として活動することにした。
行動:メールや訪問回数を増やし、ヒアリングや説明会を実施
1. ドクターの専門分野や薬剤の選択基準についてヒアリング
2. 説明会を開催し、弊社製品を使用するメリットを訴求
3. 市民やドクターに向けての公開講座を開催
結果:弊社製品を新規で採用していただくことに成功
頻繁に連絡やヒアリングを行ったことに加え、説明会、公開講座を評価され、弊社製品の新規採用が決定。以前は他社製品が大半を占めていたが、現在では弊社製品がxx%を占める。
■自己PR
<市場やニーズに基づいたMR活動と課題解決力>
下記3点の実施を徹底し、MR活動に従事してきました。 1. ターゲット施設の選定などに伴う市場分析 2. ニーズを満たすためのヒアリングと訴求 3. 成果を上げるスピードを意識してPDCAサイクルを回し、常に改善に取り組む 結果として、課題があったエリアの売り上げは向上。また、エリアごとの達成率の差をなくすため、自身のみで完結するのではなく、チーム内で普段実施していることや成功事例を共有することで、メンバーの意識と仕事の質の引き上げに尽力し、チームの目標達成率をxx%上昇させました。
<大手競合他社と差別化する企画力>
20xx年より○○病にも領域を拡大したものの、大手の競合他社も多く、弊社にしか提供できない価値を模索していました。そこで○○病をテーマに、ドクターにもご協力いただき、市民公開セミナーの企画を立案。プロジェクト全体のマネジメントを担当し、会場の手配はもとよりドクターとの打ち合わせなども行いました。結果的に参加された市民の方々やご協力いただいたドクターから高い評価をいただき、信頼関係を築けたことで新しく自社製品を採用してもらうなど、シェア拡大につなげることができたと感じています。
以上
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