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職種や年代でボーナス・賞与はどう変わる?

ボーナス平均支給額の実態調査【最新版】(冬・夏、年代別、職種別の賞与)

  • #給与・お金
  • #ランキング

「ボーナスの平均は?」「冬と夏でそれぞれいくら支給された?」「20代・30代・40代・50代でどれくらい違う?」「月収の何カ月分支給された?」「平均支給額が高い職種は?」「100万円もらえる人の割合はどのくらい?」など、15,000人に調査した結果をレポートします。最新のボーナス事情を見ていきましょう。

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平均支給額:120.7万円 ボーナス平均支給額調査【2025年版】

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ランキング概要 ※2025年1月1日~2025年10月31日の期間で閲覧数の多いものから順にランキングしています

ザックリまとめると

  • ボーナスの平均支給額は年間120.7万円(前回調査+14.0万円)
  • 冬は56.7万円(前回調査+6.3万円)、夏は57.7万円(前回調査+6.7万円)
  • 平均支給額は、20代 86.8万円、30代 107.1万円、40代 124.9万円、50代 143.2万円
  • 20代で年間100万円を超えたのは36.6%、前回と比べて2.8pt増
  • 企業規模別の平均支給額では、大企業が最も多く163.6万円、中企業は115.3万円
 

ボーナスの平均支給額は年間120.7万円。冬は56.7万円、夏は57.7万円

社会人15,000人のうち、ボーナスがあると答えた人の1年間の平均支給額は120.7万円(男性140.2万円、女性83.9万円)で、前回調査の106.7万円より14.0万円アップしました。内訳を見ると、冬が56.7万円で6.3万円アップ、夏が57.7万円で6.7万円アップ、その他のボーナスは6.3万円で1.0万円アップと、前回と比べて全体的に上がっています。
※ 2024年9月~2025年8月の1年間に支給されたボーナス

1年間のボーナス平均支給額
120.7万円 (+14.0万円)
冬のボーナス 夏のボーナス その他のボーナス
(決算賞与など)
56.7万円 (+6.3万円) 57.7万円 (+6.7万円) 6.3万円 (+1.0万円)

※()は前回からの増減

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ボーナスの年代別の平均は?(20代・30代・40代・50代)

20~50代、すべての年代でボーナス支給額はアップ

20代、30代、40代、50代の年代別にボーナスの平均支給額を前回と比較したところ、20代が86.8万円で前回から12.0万円のアップ、30代は107.1万円で前回から6.8万円のアップ、40代は124.9万円で14.0万円のアップ、50代は143.2万円で19.3万円のアップとなり、全年代で増加しました。

年間の平均支給額の内訳を見てみると、冬のボーナスでは、20代が38.9万円で前回から4.4万円のアップ、30代は50.3万円で前回から3.7万円のアップ、40代は58.6万円で6.0万円のアップ、50代は68.0万円で8.6万円のアップとなっています。

夏のボーナスでは、20代が42.0万円で前回から5.9万円のアップ、30代は50.3万円で2.1万円のアップ、40代は60.0万円で7.3万円のアップ、50代は68.7万円で9.6万円のアップとなっています。

また、すべての年代でその他のボーナスも増えたことから、冬・夏・その他のどれも全年代のボーナスが増加する結果となりました。

【年代別】ボーナスの平均支給額

ボーナスの平均総支給額と内訳

年代 ボーナスの
平均総支給額
内訳
20代 86.8万円
(+12.0万円)
冬:38.9万円(+4.4万円)
夏:42.0万円(+5.9万円)
その他:5.9万円(+1.6万円)
30代 107.1万円
(+6.8万円)
冬:50.3万円(+3.7万円)
夏:50.3万円(+2.1万円)
その他:6.4万円(+0.8万円)
40代 124.9万円
(+14.0万円)
冬:58.6万円(+6.0万円)
夏:60.0万円(+7.3万円)
その他:6.2万円(+0.7万円)
50代 143.2万円
(+19.3万円)
冬:68.0万円(+8.6万円)
夏:68.7万円(+9.6万円)
その他:6.5万円(+1.2万円)

※()は前回からの増減

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ボーナスの年間支給額が100万円を超えたのは?(20代・30代・40代・50代)

ボーナスの年間支給額が100万円未満と100万円以上の人の割合を調査したところ、全体では100万円を超えている人が52.1%と半数を超え、前回調査と比べると3.6pt高くなりました。

年代別に見ると、年代が上がるにつれて100万円以上の人の割合が高くなり、20代は36.6%で前回から2.8ptアップ、30代は48.5%で前回から0.8ptアップ、40代は54.6%で前回から4.6ptアップ、50代は59.5%で前回から4.6ptアップと、すべての年代で増加し、特に40代と50代が大きく上昇しました。

ボーナス年間支給額が100万円を超えた人の割合

ボーナス(賞与)の手取り金額の計算方法を教えてください

 

【企業規模別】ボーナス支給額の平均は?

大企業が最も多く163.6万円、中企業との差は48.3万円

企業規模別にボーナスの平均支給額を調査したところ、小企業(10~99人)は71.1万円、中企業(100~999人)は115.3万円、大企業(1,000人~)は163.6万円となり、企業規模が大きくなるにつれてボーナス支給額も多くなることが分かりました

年間の平均支給額の内訳を見てみると、冬のボーナスでは、小企業が33.3万円、中企業は55.0万円、大企業は76.5万円となり、夏のボーナスでは、小企業が32.4万円、中企業は53.9万円、大企業は80.5万円でした。また、その他のボーナスは、小企業が5.4万円、中企業は6.4万円、大企業は6.6万円でした。

※本調査では、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」での区分と同様に、社員が1,000人以上の企業を「大企業」、100~999人の企業を「中企業」、10~99人の企業を「小企業」として区分しています。

企業規模別のボーナスの平均総支給額と内訳

企業規模 ボーナスの
平均総支給額
内訳
小企業
(10~99人)
71.1万円 冬:33.3万円
夏:32.4万円
その他:5.4万円
中企業
(100~999人)
115.3万円 冬:55.0万円
夏:53.9万円
その他:6.4万円
大企業
(1,000人~)
163.6万円 冬:76.5万円
夏:80.5万円
その他:6.6万円
 

【エリア別】ボーナス支給額の平均は?

関東が最も多く135.5万円、東海と関西が120万円台で続く

エリア別にボーナスの平均支給額を調査したところ、北海道は94.4万円、東北は96.3万円、関東は135.5万円、東海は128.3万円、北信越は101.2万円、関西は125.1万円、中国・四国は105.5万円、九州・沖縄は105.0万円となり、特に関東、東海、関西で高いという結果になりました。

エリア別のボーナスの平均総支給額と内訳

エリア別 ボーナスの
平均総支給額
内訳
北海道 94.4万円 冬:46.0万円
夏:41.9万円
その他:6.5万円
東北 96.3万円 冬:45.9万円
夏:44.9万円
その他:5.5万円
関東 135.5万円 冬:63.0万円
夏:65.8万円
その他:6.8万円
東海 128.3万円 冬:60.9万円
夏:62.2万円
その他:5.2万円
北信越 101.2万円 冬:48.2万円
夏:47.6万円
その他:5.3万円
関西 125.1万円 冬:59.1万円
夏:59.7万円
その他:6.2万円
中国・四国 105.5万円 冬:49.1万円
夏:48.9万円
その他:7.6万円
九州・沖縄 105.0万円 冬:49.1万円
夏:49.3万円
その他:6.6万円
 

ボーナスは月収の何カ月分?

ボーナスの年間支給額は月収の平均2.7カ月分

「2024年9月~2025年8月の1年間に支給されたボーナス」が月収の何カ月分かを調べたところ、全体では2.7カ月分となり、前回の2.6カ月分からは0.1カ月分アップしました。年代別では、20代が2.5カ月分、30代から50代はどれも2.7カ月分となり、年代ごとに大きな差は見られませんでした。

また、前回と比べると、すべての年代で同一または0.1~0.2カ月分のアップとなりました。基本給が上がっている中で、その水準以上にボーナスの支給額が増えている背景としては、円安の影響などによる企業の業績改善に加え、人材の流出防止や人材確保の目的もあると考えられます。

昇給の平均額はどれくらい?(年代別・男女別・企業規模別・勤続年数別)

Q.2024年9月~2025年8月の1年間に支給されたボーナスは月収の何カ月分に相当しますか

全体
2.7カ月
20代 30代 40代 50代
2.5カ月 2.7カ月 2.7カ月 2.7カ月

※2024年9月~2025年8月の1年間に支給されたボーナスが月収の何カ月分かを回答

 

ボーナスの平均支給額が高い職種ランキング TOP30

順位 前回からの
順位変動
職種名(職種分類名) 1年間のボーナス
平均支給額
1 (2位) 法務/知的財産/特許 企画/管理 217.5万円 (+39.8万円)
2 (4位) MR 営業 209.4万円 (+43.0万円)
3 (6位) 経営企画/事業企画 企画/管理 204.9万円 (+42.9万円)
4 (10位) 製品企画 モノづくり系エンジニア 191.4万円 (+39.8万円)
5 (11位) 金融業界の法人営業 営業 189.3万円 (+40.8万円)
6 (14位) 基礎研究 モノづくり系エンジニア 187.7万円 (+42.7万円)
7 (1位) 内部監査 企画/管理 184.6万円 (-4.0万円)
8 (25位) 設計監理/コンストラクションマネジメント 建築/土木系エンジニア 181.4万円 (+49.1万円)
9 (圏外) 金融業界の販売代理店営業 営業 177.3万円 ( - )
10 (23位) 組み込みエンジニア モノづくり系エンジニア 176.5万円 (+39.4万円)
順位 前回からの
順位変動
職種名(職種分類名) 1年間のボーナス
平均支給額
11 (圏外) 営業企画 企画/管理 176.2万円 ( - )
12 (圏外) 人事 企画/管理 171.4万円 ( - )
13 (22位) 品質管理/品質保証(素材/化学/食品系) 素材/化学/食品系エンジニア 171.3万円 (+33.5万円)
14 (19位) 広報/PR/IR 企画/管理 169.6万円 (+30.7万円)
15 (9位) ITコンサルタント(アプリ) IT/通信系エンジニア 166.3万円 (+13.4万円)
16 (13位) 研究開発/R&D(IT/通信) IT/通信系エンジニア 165.1万円 (+18.1万円)
17 (6位) 融資審査/契約審査 金融系専門職 164.1万円 (+2.1万円)
18 (15位) 資産運用/投資銀行業務 金融系専門職 163.8万円 (+20.3万円)
19 (24位) 化学/素材メーカーの営業 営業 159.8万円 (+26.0万円)
20 (29位) 経理/財務/税務/会計 企画/管理 156.4万円 (+28.0万円)
21 (圏外) ネットワークエンジニア IT/通信系エンジニア 155.3万円 ( - )
22 (30位) 技術営業(FAE) モノづくり系エンジニア 154.8万円 (+27.4万円)
23 (圏外) 不動産専門職 コンサルタント/不動産専門職 154.3万円 ( - )
24 (圏外) 総合商社の営業 営業 154.1万円 ( - )
25 (21位) IT営業 営業 152.8万円 (+14.7万円)
26 (5位) 研究/開発(素材/化学/食品系) 素材/化学/食品系エンジニア 152.0万円 (-13.0万円)
27 (圏外) 物流企画/倉庫管理/在庫管理 企画/管理 150.1万円 ( - )
28 (16位) 回路設計 モノづくり系エンジニア 149.0万円 (+6.6万円)
29 (圏外) データベース/セキュリティエンジニア IT/通信系エンジニア 148.4万円 ( - )
30 (17位) 電気/機械メーカーの営業 営業 146.6万円 (+6.2万円)

1位「法務/知的財産/特許」、2位「MR」、3位「経営企画/事業企画」。「企画/管理」がTOP3に2職種ランクイン

ボーナスの平均支給額が高い職種ランキングの1位は「法務/知的財産/特許」(217.5万円)で、前回2位から順位を上げました。金額も前回の177.7万円から39.8万円のアップとなっています。

コンプライアンス順守のためのコーポレートガバナンス強化は、多くの企業が経営上の重要課題として位置付けています。大手企業であるほど、顧客や株主などが求めるコンプライアンスの水準も高まるでしょう。そういった企業では「法務/知的財産/特許」といった専門人材の需要がより高まりますが、市場にはなかなかこれらの人材がいないため、給与水準が高まる傾向にあります。

とりわけ法務は、士業の経験者など年収が高い職種の人が転職で流入しやすい領域のために給与水準が高まりやすいという側面があります。例えば、弁護士事務所から法務への転職といったキャリアパスが挙げられます。

2位には前回4位だった「MR」(209.4万円)が、166.4万円から43.0万円アップしてランクインしました。「MR」のボーナスが上がった背景としては、海外売り上げ比率の高さと円安の影響などがあり、売り上げが好調であることも考えられます。

3位には前回6位の「経営企画/事業企画」(204.9万円)が162.0万円から42.9万円アップしてランクインしました。前回の調査で「企画/管理」に分類される職種はTOP3を独占しましたが、今回の調査でも「企画/管理」がTOP3に2職種ランクインするなど、高いボーナス水準を維持しています。また、この上位3職種はボーナスの平均支給額が200万円を超える結果となりました。

TOP30に最多でランクインしたのは「企画/管理」で8職種、次いで「営業」が7職種

TOP30の職種を職種分類別に見てみると、最も多かったのは「企画/管理」で、8職種がランクインしました。TOP3以降では、7位の「内部監査」(184.6万円)のほか、14位の「広報/PR/IR」(169.6万円)や20位の「経理/財務/税務/会計」(156.4万円)などがランクインしています。

特に、11位「営業企画」(176.2万円)、12位「人事」(171.4万円)、27位「物流企画/倉庫管理/在庫管理」(150.1万円)の3職種は、前回圏外から30位以内へと順位を上げました。

職種分類で次に多かったのは「営業」の7職種でした。TOP3以降では、5位の「金融業界の法人営業」(189.3万円)と9位の「金融業界の販売代理店営業」(177.3万円)がTOP10入りしたほか、19位の「化学/素材メーカーの営業」(159.8万円)や24位の「総合商社の営業」(154.1万円)などが30位以内にランクインしました。

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ボーナスは増えた? 減った? 前回比較でどう変わった?

ボーナスの制度がある人は89.8%、ない人は10.3%

現在勤めている会社にボーナスの制度があるかどうか調査したところ、ボーナスの制度があると回答した人は全体の89.8%(前回87.8%)でした。中でも「ボーナスの支給は年2回(冬・夏など)」という回答が77.6%(前回75.3%)と多数を占めています。

また、「ボーナスの支給は年3回以上」が5.5%(前回5.5%)、「ボーナスの支給は年1回」が4.5%(前回4.4%)、「回数は決まっていない」が2.2%(前回2.6%)、「ボーナスの制度がない」と回答した人は全体の10.3%(前回12.2%)となっています。

Q.勤務している会社にボーナスの制度はありますか

ボーナスありなし

ボーナスの支給額が増えた人は38.7%、減った人は19.5%

ボーナスの制度があると答えた人のうち、今回(2024年9月~2025年8月の1年間)のボーナスについて、「前回(2023年9月~2024年8月の1年間)のボーナスに比べて支給額に変化はありましたか」と尋ねた結果、「増えた」は38.7%(前回38.9%)、「減った」は19.5%(前回17.8%)で、「増えた」と答えた人が多い結果になりました。

ボーナスの増加額を詳しく見てみると、「~10万円未満」が26.7%(前回28.5%から1.8ptダウン)、「10万~20万円未満」が7.2%(前回6.9%から0.3ptアップ)、「20万~30万円未満」が2.5%(前回1.9%から0.6ptアップ)、「30万~40万円未満」が0.9%(前回0.7%から0.2ptアップ)、「40万円以上」が1.4%(前回0.9%から0.5ptアップ)となりました。

ボーナスが「増えた」と答えた人の割合が前回と比べて減り、「減った」と答えた人の割合が前回と比べて増えた一方で、年間のボーナスの平均総支給額は120.7万円と前回調査の106.7万円から14.0万円アップしています。これには、上記のようにボーナスが10万円以上増えた人の割合がアップしていることも影響していると推測できます。

ボーナス支給額の中央値は?【最新版】(性別・年代別・企業規模別・エリア別)

Q.前回(2023年9月~2024年8月の1年間)のボーナスに比べて支給額に変化はありましたか

ボーナス支給額の変化
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ボーナスの支給日は?

冬のボーナスは12月1~15日、夏のボーナスは7月1~15日が最多

ボーナスの支給日について調査した結果、冬のボーナスは12月1~15日が59.5%、夏のボーナスは7月1~15日が31.3%で最多となりました。

月単位で見ると、冬のボーナスは12月1~31日に支給されたと答えた人が全体の84.7%と大半を占めました。また、夏のボーナスは6月1~30日支給の人の割合(47.1%)のほうが7月1~31日支給の人の割合(41.6%)より高い結果となりました。

Q.ボーナスの支給日はいつですか

ボーナス支給日(冬) ボーナス支給日(夏)

ボーナスはいつ支給される?賞与との違いは?

doda編集長解説

今回の2025年調査では全体のボーナス支給額が120.7万円となり、2024年度の106.7万円と比べると1割強の増加傾向となりました。前回は20代と30代のボーナス支給額が対前年比で上がりましたが、今回はすべての年代でアップし、また、多くの職種でも上がるという結果になりました。

ただ、「ボーナスの使い道ランキング」で分かるように、20代から40代はボーナスの使い道で「生活費の補填」と答えた人の割合が前回に比べて減っているのに対し、50代では増えているなど、年代別の消費傾向には差が見られます。

ボーナスの増加は、インフレによる物価高への対策として企業が基本給のアップ(ベースアップ)を実施したことに加え、円安の影響で売り上げを伸ばして業績が上がった企業が、従業員への還元としてボーナスを増額したことなど、社会情勢の影響も受けていると推測されます。また、深刻な労働力不足への対策として、企業が従業員のモチベーションを高めて人材流出を防ぐためや、優秀な人材を確保するためにボーナスを上げているケースもあるでしょう。

また、2025年の特徴として「ボーナスの給与化」という話題を耳にするようになりました。これは、例えば従来は年2回のボーナス支給を夏季の1回にしたり廃止したりする代わりに、その分の金額を毎月の給与に上乗せする仕組みで、大企業の一部などでこの動きが見られています。

転職理由ランキング」で「給与・昇給への不満」が転職理由の1位となっているように、従業員にとってボーナスを含めた「給与・昇給」は、その企業が自分の頑張りに報いてくれているかどうか、さらには、企業に将来性があるかどうかを判断するパラメータとして見られることも多く、転職理由の一つになっています。

給与やボーナスに不安がある人は、もちろん今の会社で働き続けるのもよいですが、外に目を向けて転職活動をすると、より高い評価を受けられるケースも多くあります。ボーナスの金額を含めて満足できる環境の中で働くために、dodaのキャリアアドバイザーへ相談してみるなど、情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。

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調査概要

【対象者】20~59歳の男女

【雇用形態】正社員

【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースをもとに実施、doda会員登録の状況については不問)

【実施期間】2025年8月1日~8月8日

【有効回答数】15,000件

※上記からボーナス制度があると答えた人をピックアップして集計
※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施
※記事中の割合データは、小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります
※データのご利用について:引用・転載の際は、出所が転職サービス「doda」であることを明記し、Webメディアの場合は以下のリンクを貼ってください。
・出典:ボーナス平均支給額の実態調査【最新版】(冬・夏、年代別、職種別の賞与)
・提供元:転職サービス「doda」

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