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月の平均残業時間の実態調査(年代別・男女別・職種別) 残業が少ない・多い仕事は?

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公開日:2025/1/27

残業時間の月平均は? 残業が少ない仕事、多い仕事は? ビジネスパーソン15,000人への調査をもとに、20代から50代までの年代ごとの男女別・職種分類別の平均残業時間と、全88職種の中で平均残業時間が少ない職種、多い職種TOP20をランキングにしました。

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【15,000人調査】男女別・年代別・職種別 平均残業時間 残業が少ない、多い仕事は?

ザックリまとめると

  • 2024年の平均残業時間は21.0時間/月で、前回調査より0.9時間減
  • 1カ月の残業時間は「0~5時間未満」が22.7%で最多。前回調査より1.3pt増加
  • 年代別に見ると20、30、50代は残業時間が減少、40代は増加
  • 残業時間が少ない職種1位は「医療事務」。TOP10内には「事務/アシスタント」から6職種がランクイン
  • 残業時間が多い職種1位は「インフラコンサルタント」
 

平均残業時間は21.0時間/月 前回調査より0.9時間減

今回調査した2024年4~6月の平均残業時間は21.0時間/月(以下同じ)で、前回調査の21.9時間から0.9時間減りました。2022年の22.2時間からも連続のマイナスで、残業時間は減少傾向にあるといえるでしょう。1カ月の実働日数を20日とすると、単純計算で1日当たり1時間程度の残業が行われていることが分かります。

労働基準法の改正によって、2023年4月には企業規模に関係なく月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が25%から50%へと引き上げられました。また、2024年4月には、原則として時間外労働を月45時間・年360時間までとする上限規制が建設業や運送業、医師といった業種に対しても適用されました。これらの法改正が残業時間の減少に寄与していると考えられます。

その背景には、働き方への社会的な意識の高まりがあります。長時間労働が常態化していた中で、労働者の健康や生活の質を守るための取り組みが求められるようになりました。そこで国や企業は、労働環境の改善や労働者のワーク・ライフ・バランスの向上を目指して、具体的な施策を進めています。

また、テクノロジーの進化も労働環境に影響を与えているでしょう。クラウドサービスやコミュニケーションツールの導入で業務の効率化が進み、リモートワークなど場所や時間にとらわれない働き方が容易になりました。業務時間をより柔軟に管理できるようになったことも残業時間の減少につながっていると推測できます。

2019年からの6年間の平均残業時間の推移を見てみると、2019年は24.9時間となっていましたが、働き方改革関連法が施行されたことやコロナ禍の影響もあり、2020年と2021年にはそれぞれ20.6時間、20.8時間と減少しました。その後、コロナ禍で停滞していた経済活動の回復を受けて、2022年には22.2時間へと増えたものの、2023年、2024年には、2年連続で再び減少へと転じました。

過去6年間の平均残業時間の推移
過去6年間の平均残業時間の推移のグラフ画像
 

1カ月当たりの残業時間

15,000人の残業時間の内訳を見てみると、前回に引き続き5時間未満の人が最多となり、割合も21.4%から22.7%に増加しました。

それぞれの区分の変化を詳しく見てみると、40時間以上の人の割合が前回からどれも減っており、特に40~45時間未満(前回:8.1%→今回:7.5%)と60時間以上(前回:5.7%→今回:5.1%)の変化が大きいことが分かります。

一方、0~5時間未満(前回:21.4%→今回:22.7%)や5〜10時間未満(前回:8.2%→今回:8.8%)、30~35時間未満(前回:11.3%→今回:11.7%)、35~40時間未満(前回:1.9%→今回:2.2%)などの割合が前回よりも上がっていることが見て取れます。

残業時間の内訳(2021~2024年)
残業時間の内訳(2021~2024年)のグラフ画像
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残業時間の内訳の推移(2021~2024年)

  2021年 2022年 2023年 2024年
0~5時間未満 24.0 20.8 21.4 22.7
5~10時間未満 8.5 8.4 8.2 8.8
10~15時間未満 13.0 13.0 12.7 11.8
15~20時間未満 5.3 5.2 5.3 6.0
20~25時間未満 13.5 15.8 15.3 14.9
25~30時間未満 3.4 2.9 3.2 3.2
30~35時間未満 10.4 10.5 11.3 11.7
35~40時間未満 1.7 2.0 1.9 2.2
40~45時間未満 8.4 8.3 8.1 7.5
45~50時間未満 2.8 2.7 3.3 2.9
50~55時間未満 3.2 3.4 3.4 3.2
55~60時間未満 0.2 0.2 0.2 0.1
60時間以上 5.5 6.6 5.7 5.1

単位:%
※1カ月当たりの平均

 

【年代別】1カ月の平均残業時間

残業時間を年代別に見てみると、2023年と比べて20代が0.3時間(前回:18.3時間→今回:18.0時間)、30代が1.5時間(前回:21.7時間→今回:20.2時間)、50代が1.6時間(前回:22.9時間→今回:21.3時間)減少しました。40代は0.1時間の増加(前回:23.0時間→今回:23.1時間)となっています。

2019年からはすべての年代で残業時間が減っており、また、コロナ禍から経済活動がある程度回復した2022年と比べてみると、30代と50代では一定の減少が見られ、20代と40代は変化なし、または微減となっています。

【年代別】平均残業時間(2019~2024年)
【年代別】平均残業時間(2019~2024年)のグラフ画像
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年代別の平均残業時間の推移(2019~2024年)

  全体 20代 30代 40代 50代
2019年 24.9 22.0 25.2 26.2 24.2
2020年 20.6 17.5 20.3 22.4 21.7
2021年 20.8 16.8 21.7 22.2 20.8
2022年 22.2 18.3 23.3 23.1 22.5
2023年 21.9 18.3 21.7 23.0 22.9
2024年 21.0 18.0 20.2 23.1 21.3

単位:時間
※1カ月当たりの平均

 

【年代別】男女別 1カ月の残業時間

男女それぞれについて年代別の残業時間を見てみると、2023年と比べて男性は20、30、50代で減少し、40代で増加しました。また、女性はすべての年代で減少しました

年代ごとに男性と女性とを比べてみると、20代(男性:20.3時間、女性:15.6時間)、30代(男性:23.7時間、女性:13.7時間)、40代(男性:26.3時間、女性:15.5時間)、50代(男性:23.8時間、女性:14.3時間)と、すべて男性の残業時間のほうが多いことが分かります。

【男性×年代別】 平均残業時間(2019~2024年)
【男性×年代別】 平均残業時間(2019~2024年)のグラフ画像
【女性×年代別】 平均残業時間(2019~2024年)
【女性×年代別】 平均残業時間(2019~2024年)のグラフ画像
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男女別の平均残業時間の推移(2019~2024年)

    20代 30代 40代 50代
男性 2019年 27.2 28.4 29.0 25.3
2020年 19.1 23.0 24.9 22.7
2021年 18.4 24.3 24.7 22.3
2022年 21.6 26.8 26.1 24.6
2023年 20.5 25.4 25.6 24.6
2024年 20.3 23.7 26.3 23.8
女性 2019年 16.6 17.4 18.2 20.2
2020年 15.5 14.0 15.5 18.2
2021年 15.1 15.4 16.0 16.0
2022年 14.6 16.2 16.0 16.1
2023年 16.0 14.9 16.7 18.4
2024年 15.6 13.7 15.5 14.3

単位:時間
※1カ月当たりの平均

 

【年代別】職種分類別 1カ月の残業時間

職種分類別の残業時間を見てみると、全体では「事務/アシスタント」が14.3時間で最も少なく、年代別では、20代と40代は「医療系専門職」、30代と50代は「事務/アシスタント」が最少になりました。前回はすべての年代で「事務/アシスタント」が最も少なかったのですが、今回は20代と40代で変化が見られました。

また、20代や30代、50代では最も残業時間が多いのが「建築/土木系エンジニア」なのに対し、40代では「販売/サービス」が最多の26.4時間になっています。そのほか、40代では「モノづくり系エンジニア」(26.0時間)や「企画/管理」(25.9時間)、「クリエイティブ」(25.6時間)や「建築/土木系エンジニア」(25.1時間)も25時間を超えています。

職種分類別の平均残業時間

  全体 20代 30代 40代 50代
事務/アシスタント 14.3 14.6 12.9 16.1 13.5
医療系専門職 15.9 12.0 18.4 14.2 16.3
素材/化学/食品系エンジニア 18.1 17.4 16.5 21.5 18.2
販売/サービス 22.0 13.6 20.6 26.4 22.6
企画/管理 22.5 19.4 19.2 25.9 22.9
IT/通信系エンジニア 22.6 18.5 22.1 24.5 24.7
モノづくり系エンジニア 23.2 18.5 23.6 26.0 22.8
営業 23.5 23.6 23.7 24.6 22.2
クリエイティブ 24.0 20.0 23.0 25.6 25.2
建築/土木系エンジニア 26.0 25.5 25.2 25.1 27.6

単位:時間
※1カ月当たりの平均

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平均残業時間の少ない職種 ランキングTOP20

残業時間の少ない職種1位は「医療事務」 前回から1.7時間減少

残業時間の少ない職種1位は「医療事務」で、前回の12.0時間から-1.7時間の10.3時間でした。2位には「貿易事務」が前回の15.2時間から-4.1時間の11.1時間でランクインしています。前回の調査で1位だった「一般事務」は、前回の10.6時間から+4.6時間の15.2時間となり、11位でした。

職種分類で見ると、上記の職種のほか4位の「秘書/受付」(12.6時間)や5位の「経理事務/財務事務」(13.0時間)など「事務/アシスタント」が10位までに6職種、20位以内では8職種ランクインし、どちらも最多を占めています。

TOP20で「事務/アシスタント」の次に多かったのは「販売/サービス」でした。10位の「テレマーケティング/カスタマーサポート/コールセンター」(14.9時間)や13位の「ホテルスタッフ」(15.9時間)など4職種がランクインし、前回の3職種から1職種増えました。

また、TOP20の中で前回調査から特に大きく残業時間が減った職種には、3位の「臨床開発関連」(前回:20.6時間→今回:11.7時間)や8位の「生産管理/製造(医療系)」(前回:22.6時間→今回:13.8時間)などがありました。

順位 職種名 残業時間/月
求人
職種分類名
1 医療事務
事務/アシスタント
10.3時間

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2 貿易事務
事務/アシスタント
11.1時間

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3 臨床開発関連
医療系専門職
11.7時間

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4 秘書/受付
事務/アシスタント
12.6時間

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5 経理事務/財務事務
事務/アシスタント
13.0時間

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5 薬事
医療系専門職
13.0時間

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7 営業事務
事務/アシスタント
13.6時間

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8 生産管理/製造(医療系)
医療系専門職
13.8時間

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9 総務事務/法務事務/知財事務/広報事務
事務/アシスタント
14.2時間

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10 テレマーケティング/カスタマーサポート/コールセンター
販売/サービス
14.9時間

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※2024年4~6月の1カ月当たりの平均

11位~20位
順位 職種名 残業時間/月
求人
職種分類名
11 一般事務
事務/アシスタント
15.2時間

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12 生産/製造/工場運営(素材/化学/食品系)
素材/化学/食品系エンジニア
15.8時間

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13 ホテルスタッフ
販売/サービス
15.9時間

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14 化学/素材メーカーの営業
営業
16.1時間

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15 金融事務
事務/アシスタント
16.2時間

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16 品質管理/品質保証(素材/化学/食品系)
素材/化学/食品系エンジニア
16.7時間

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17 販売/接客/売り場担当
販売/サービス
16.8時間

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18 金融業界の個人営業
営業
16.9時間

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19 テクニカルサポート/ヘルプデスク
IT/通信系エンジニア
17.0時間

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20 教育/スクール
販売/サービス
17.1時間

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※2024年4~6月の1カ月当たりの平均

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平均残業時間の多い職種 ランキングTOP20

残業時間の多い職種1位は「インフラコンサルタント」

残業時間の多い職種1位は「インフラコンサルタント」で、前回の24.6時間から+14.8時間の39.4時間となりました。今回の調査で15,000人全体の残業時間が減ったことについて、冒頭で「クラウドサービスやコミュニケーションツールの導入で業務の効率化が進んだ」と説明しましたが、インフラコンサルタントは、これらの需要の増加の影響を受ける職種の一つとも考えられます。

前回の調査で最も残業時間が多かった「プロデューサー/ディレクター/プランナー(出版/広告/Web/映像関連)」は、前回の42.2時間から-10.9時間と大幅に減少し、31.3時間で3位になりました。

今回の調査では40時間以上の職種がなくなったほか、30時間以上の職種も前回の7職種から6職種に、また、10位の職種の残業時間は-0.7時間(前回:29.3時間→今回:28.6時間)、20位の職種も-1.2時間(前回:26.8時間→今回:25.6時間)になりました。2023年と比べると、残業時間の多い職種ランキングも、全体の平均残業時間と同様に残業の水準は減少傾向にあることが分かります。

職種分類を見ると、4位の「専門商社の営業」(31.2時間)や7位の「広告営業」(29.9時間)など、20位以内に「営業」が5職種ランクインして最多となりましたが、前回の6職種からは1職種減りました。

順位 職種名 残業時間/月
求人
職種分類名
1 インフラコンサルタント
IT/通信系エンジニア
39.4時間

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2 設計監理/コンストラクションマネジメント
建築/土木系エンジニア
31.6時間

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3 プロデューサー/ディレクター/プランナー(出版/広告/Web/映像関連)
クリエイティブ
31.3時間

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4 専門商社の営業
営業
31.2時間

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5 店長
販売/サービス
30.6時間

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6 施工管理
建築/土木系エンジニア
30.5時間

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7 広告営業
営業
29.9時間

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8 総合商社の営業
営業
29.3時間

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9 運輸/物流サービス
販売/サービス
29.0時間

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10 研究開発/R&D(IT/通信)
IT/通信系エンジニア
28.6時間

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※2024年4~6月の1カ月当たりの平均

11位~20位
順位 職種名 残業時間/月
求人
職種分類名
11 金融業界の法人営業
営業
27.9時間

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11 品質管理/品質保証(医療系)
医療系専門職
27.9時間

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13 営業企画
企画/管理
27.6時間

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13 ITコンサルタント(アプリ)
IT/通信系エンジニア
27.6時間

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15 回路設計
モノづくり系エンジニア
27.4時間

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16 資産運用/投資銀行業務
金融系専門職
27.1時間

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17 人材サービスの営業
営業
26.5時間

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18 商品企画/サービス企画
企画/管理
26.4時間

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19 プラントエンジニア
建築/土木系エンジニア
25.9時間

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20 ゲームクリエイター(Web/モバイル/ソーシャル)
クリエイティブ
25.6時間

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※2024年4~6月の1カ月当たりの平均

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doda編集長解説

2024年の調査では、全体の平均残業時間が21.0時間で前回の21.9時間より0.9時間少なくなり、2022年の22.2時間からも連続しての減少となりました。また、全88職種のうち(前回集計を行わなかった1職種は除く)、残業時間が減ったのは半数を超える46職種でした。

2024年の残業時間に関するトピックとしては、4月に建設業や運送業などで時間外労働の上限規制が施行されたことが挙げられます。今回の調査で「建築/土木系エンジニア」を見てみると、「設計監理/コンストラクションマネジメント」が-7.5時間(前回:39.1時間→今回:31.6時間)、「建築設計/デザイン/積算/測量」が-6.6時間(前回:31.1時間→今回:24.5時間)と、どちらも大幅に残業時間を減らしていることからも、就業環境が改善されつつあるように見えます。

また、DXやICTなどの新しい技術を取り入れて、抜本的な働き方改革に着手する企業も増えています。リモートワークやフレックス制度といった社員の定着率向上に向けた就業環境の改善に取り組む企業も同様に増えています。

このような動向や売り手市場を追い風に、転職希望者にとって働き方の選択肢は大きく広がっていますので、自身の働き方を見直したいという場合は、転職市場に精通したキャリアアドバイザーから情報収集をすることをおすすめします。

2024年のデータ集(全88職種)

※すべて2024年4~6月の1カ月当たりの平均

IT/通信系エンジニア

職種名 残業時間/月
ITコンサルタント(アプリ) 27.6時間
インフラコンサルタント 39.4時間
Webエンジニア 19.5時間
アプリケーションエンジニア 22.6時間
サーバーエンジニア 19.2時間
ネットワークエンジニア 20.9時間
データベース/セキュリティエンジニア 19.7時間
テクニカルサポート/ヘルプデスク 17.0時間
社内SE 21.2時間
研究開発/R&D(IT/通信) 28.6時間
QAエンジニア 20.0時間

クリエイティブ

職種名 残業時間/月
プロデューサー/ディレクター/プランナー(出版/広告/Web/映像関連) 31.3時間
デザイナー/クリエイター(出版/広告/Web/映像関連) 22.4時間
編集/記者/ライター(出版/広告/Web) 21.8時間
ゲームクリエイター(Web/モバイル/ソーシャル) 25.6時間

コンサルタント/不動産専門職

職種名 残業時間/月
ビジネスコンサルタント 24.9時間
不動産専門職 22.6時間

モノづくり系エンジニア

職種名 残業時間/月
基礎研究 20.6時間
製品企画 25.3時間
機械設計/金型設計/光学設計 24.1時間
回路設計 27.4時間
組み込みエンジニア 22.8時間
評価/実験/デバッグ 24.2時間
品質管理/品質保証(モノづくり系) 23.2時間
生産技術 25.4時間
技術営業(FAE) 21.0時間
整備士/サービスエンジニア 18.5時間

医療系専門職

職種名 残業時間/月
研究(医療系) 18.8時間
臨床開発関連 11.7時間
品質管理/品質保証(医療系) 27.9時間
薬事 13.0時間
生産管理/製造(医療系) 13.8時間

営業

職種名 残業時間/月
IT営業 24.9時間
電気/機械メーカーの営業 23.8時間
食品メーカーの営業/消費財メーカーの営業 17.7時間
化学/素材メーカーの営業 16.1時間
医療機器メーカーの営業 25.2時間
MR 20.4時間
金融業界の法人営業 27.9時間
金融業界の個人営業 16.9時間
総合商社の営業 29.3時間
専門商社の営業 31.2時間
不動産営業/建設営業 23.0時間
広告営業 29.9時間
人材サービスの営業 26.5時間
旅行関連の営業 20.8時間
小売/外食の営業 22.2時間

企画/管理

職種名 残業時間/月
商品企画/サービス企画 26.4時間
リサーチ/市場調査 23.5時間
広告宣伝 22.6時間
営業企画 27.6時間
購買/資材調達 20.4時間
物流企画/倉庫管理/在庫管理 21.6時間
経営企画/事業企画 22.7時間
経理/財務/税務/会計 20.3時間
総務 21.4時間
人事 21.2時間
法務/知的財産/特許 25.3時間

金融系専門職

職種名 残業時間/月
資産運用/投資銀行業務 27.1時間
融資審査/契約審査 23.7時間

建築/土木系エンジニア

職種名 残業時間/月
技術開発/部材開発/解析/調査 23.3時間
建築設計/デザイン/積算/測量 24.5時間
施工管理 30.5時間
設計監理/コンストラクションマネジメント 31.6時間
プラントエンジニア 25.9時間
設備保全/保守/設備メンテナンス 21.9時間

事務/アシスタント

職種名 残業時間/月
経理事務/財務事務 13.0時間
総務事務/法務事務/知財事務/広報事務 14.2時間
人事事務/採用アシスタント 22.8時間
貿易事務 11.1時間
金融事務 16.2時間
医療事務 10.3時間
秘書/受付 12.6時間
営業事務 13.6時間
一般事務 15.2時間

素材/化学/食品系エンジニア

職種名 残業時間/月
研究/開発(素材/化学/食品系) 22.8時間
分析/評価(素材/化学/食品系) 17.5時間
生産/製造/工場運営(素材/化学/食品系) 15.8時間
品質管理/品質保証(素材/化学/食品系) 16.7時間

販売/サービス

職種名 残業時間/月
店長 30.6時間
販売/接客/売り場担当 16.8時間
調理/ホールスタッフ/フロアスタッフ 18.7時間
美容関連職(理美容/エステ/マッサージ) 24.5時間
ホテルスタッフ 15.9時間
運輸/物流サービス 29.0時間
警備/清掃/監視/保守 21.4時間
テレマーケティング/カスタマーサポート/コールセンター 14.9時間
教育/スクール 17.1時間
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調査概要

  • 【対象者】20歳~59歳の男女
  • 【雇用形態】正社員
  • 【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースをもとに実施、doda会員登録の状況については不問)
  • 【実施期間】2024年8月5日~8月13日
  • 【有効回答数】15,000件
    ※ウエイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施
    ※データのご利用について:出所が「転職サービスdoda」であることと、本ページのタイトルを明記し、本ページへのリンクを掲載の上で、利用してください

過去の残業時間調査

2018年 | 2019年  | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | <最新版>

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