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No.19:転職すると積み立てていた持株会はどうなりますか?

来月別の会社に転職することになっています。現在の会社で従業員持株会による自社株を保有していますが、転職する際はどのような対応が必要となるのでしょうか。

(Rさん 男性 32歳)

転職時には、従業員持株会は退会することになります。手続きを行うことで、その後継続して運用することも可能ですし、換金することも可能です。

■従業員持株会とは

従業員持株会は、従業員の資産形成を支援する福利厚生制度のひとつです。給与やボーナスから天引きした資金で、自分が勤務する会社の株式を決まった時期に買い付けていきます。買い付ける時期を分散し、定額で購入することで、値動きがばらつくリスクを抑えて株式投資ができます。また、奨励金制度を導入して、社員が拠出する金額に、会社が一定額を上乗せして買付けすることができる会社もあります。

■退職後の取扱い

退職後は持株会を退会することになります。退会後は再入会することはできません。 持株会が上場株式である場合は、従業員持株会の事務を委託している証券会社などを通じて、取引の単位である単元株相当額について、退職する人の名義に書き換えます。そして、ひとまずその証券会社などに、退職者の個人口座を開設して預け入れします。売却することを希望する場合は、この手続き後に売却することになります。
単元株未満の部分については、退職者の申し出により、

  • ・時価で売却して現金で精算
  • ・単元株に満たない部分について退職者が臨時に金額を拠出し、単元株にして退職者の名義に書き換えて、証券会社等に口座を作って預け入れる。
  • ・当該株式が、事務を委託している証券会社が一般向けに行っている株式の積立購入制度(「るいとう」)の対象銘柄となっている場合は、そこへ移管する。

のいずれかを選択することが一般的です。

非上場株式の場合は、退職者の名義に書き換えを行うことが制限されているため、従業員持株会に買い取ってもらう形になるのが一般的です。

(2014年4月1日現在)

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深川 泉

株式会社 ポラーノ・コンサルティング取締役

CFP認定者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士

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