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転職Q&A(お金)

Q. 社会保険料の計算方法は?年俸制と月給制では金額は変わるのでしょうか?

現在勤務している会社では、年俸を12で割った金額が月々の給与として支給されています。転職することになり、転職先では年に2回ボーナスが支給されるとのことです。年収自体はほぼ同じなのですが、転職後の厚生年金・健康保険の保険料(社会保険料)の金額は変わるのでしょうか?(40歳/男性)

A.多少の差はあるものの、年収が同じであれば、年俸制でも月給制でも年間で負担する社会保険料の金額はほぼ同じ

厚生年金・健康保険の保険料(社会保険料)は、月収のほか、年3回以下のボーナスからも徴収されます。そのため、ボーナスのない年俸制、ボーナスのある月給制のどちらであっても、 年収が同じであれば、ボーナスの有無にかかわらず、年間で負担する社会保険料の金額はほぼ同じです。 ただし、賞与に対しての社会保険料には上限が設けられているため、同じ年収でも賞与の割合が高い場合は、金額は変わりますのでご注意ください。

社会保険料の決定について

厚生年金・健康保険の保険料(社会保険料)は、標準報酬月額および標準賞与額に所定の保険料率を乗じて、会社と従業員で分担して支払います。
厚生年金の料率は18.3%で、会社と従業員が2分の1ずつ支払います。健康保険のうち、主に中小企業が加入している「協会けんぽ」の料率は約10%(40歳以上は約11.5%で、会社と従業員が2分の1ずつ支払います)。大手企業や大手企業の系列会社が加入している「健康保険組合」の料率は各組合で異なり、所定の保険料率をそれぞれ分担します。質問者さんは40歳以上ですので、健康保険料と併せて介護保険料が徴収されます。

標準報酬月額とは?

既に在職している人の標準報酬月額は、4月・5月・6月の報酬の合計額を3で除した金額を、標準報酬月額を決める表に当てはめて決定します。4月に昇給が行われる場合は、その分を反映して計算します。

質問者さんの転職先の社会保険料は、入社時の報酬をもとに当面の保険料を決定します。

報酬には、基本給、役職手当、時間外手当などの労務の対価として受けるもののほか、通勤手当も含めます。従って、通勤手当の多い人は、標準報酬月額も金額が大きくなります。ただし、年3回以下の賞与は含めません(後述の「標準賞与額」に含めます)。

標準報酬月額表では、厚生年金の場合は第1等級の8.8万円から第32等級の65万円に、健康保険の場合は第1等級の5.8万円から第50等級の139万円に区分されます。

標準賞与額について

年3回以下の賞与については、標準賞与額として社会保険料の対象になります。質問者さんは転職後ボーナス(賞与)があるとのことですので、ボーナスからも徴収されます。具体的には、ボーナスの金額に保険料率を乗じて、会社と従業員で負担します。従って、年収が同じであれば、ボーナスの有無にかかわらず、年間で負担する社会保険料の金額はほぼ同じです。
ただし、賞与に対しての社会保険料には上限が設けられているため、同じ年収でも賞与の割合が高い場合は、金額は変わりますのでご注意ください。

ただし標準賞与額には、上限の金額があります。厚生年金保険料の場合は1カ月あたり150万円まで、健康保険の場合は年間で573万円までが、保険料の対象となります。

【監修】社会保険労務士法人クラシコ/代表 柴垣 和也(しばがき・かずや)

昭和59年大阪生まれ。人材派遣会社で営業、所長(岡山・大阪)を歴任、新店舗の立ち上げも手がけるなど活躍。企業の抱える人事・労務面を土台から支援したいと社会保険労務士として開業登録。講演実績多数。

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