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転職Q&A(お金)

Q.「月給」「月収」とは?意味に違いはあるの?

「月給20万円以上、月収30万円も可能」のように、「月給」と「月収」が併記されている求人情報をよく見かけます。この場合、月給と月収に書かれている金額の違いは具体的に何でしょうか? 実際にもらえるお金は月給、月収どちらになるのでしょうか?(24歳/女性)

A.「月給」とは毎月固定で支払われる賃金
「月収」とは月ごとの変動を含めた1カ月の額面給与です

求人情報に書かれている「月給」とは、毎月固定で支払われる賃金のことです。月給には、基本給と固定手当が含まれていることが多いです。基本給とは、職種、年齢や勤続年数などを基に決められる基本となる賃金のこと。固定手当とは、社員ごとに毎月一定額支払われる手当です。例えば営業手当、役職手当、資格手当などが固定手当に該当します。月給は、「基本手当+固定手当」で構成される、毎月必ずもらえる賃金のことと考えてください。

一方、求人票に書かれている「月収」とは、1カ月のいわゆる額面給与のことを指しています。これには上記の月給に加えて変動手当も含まれます。変動手当とは、月や人によって上下する手当のことで、代表的なのは「時間外手当(残業手当)」。残業時間は月や人によってバラバラで、それに応じて金額も変わるため変動手当に当たります。また皆勤手当や家族手当、通勤手当も変動手当です。月収は「基本給+固定手当+変動手当」で計算されるため、月給の金額よりも大きくなります。

▼月給と月収の違い

月給、月収と手取りの違い

月給、月収の金額と「手取り」の金額も異なります。手取りの金額は額面給与から税金や社会保険料などを差し引いたもの。月収=額面給与なので、手取りの金額は必ず月収よりも少なくなります。一方、月給と手取りの単純比較はできません。月収のうちどの程度を変動手当が占めているかによって、月収から差し引かれる税金や社会保険料の金額が異なるからです。

▼月収、手取りの関係

月給、月収、手取りの関係を正確に把握したいなら、基本給や各種手当、税金・社会保険料が明記されている、給与明細を見てみるのがおすすめです。月給は基本給と固定手当に該当する手当の金額を合計すれば算出できますし、月収は「総支給額(基本給+各種手当)」、手取りは「差引支給額(総支給額-税金・社会保険料などの控除の合計)」の欄に記載されています。

▼一般的な給与明細で見る月給、月収、手取り

転職活動時の月給、月収に関する注意点

転職活動の際には、月給、月収の意味を正確に理解して、しっかりと使い分ける必要があります。求人情報をチェックするときや、給与交渉の際に使い分けを誤ると、入社後に想定より少ない金額の給与しかもらえない可能性も。主な注意点をまとめたので、ぜひ覚えておいてください。

【注意1】月収は安定して受け取れる給与ではない可能性がある

求人情報に記載されている月収は、会社からの支払いが約束された金額ではありません。月収は残業手当やインセンティブなどの変動手当、つまり不確定な要素を含む金額です。その月の残業時間や成果によっては、実際の月収が求人情報に提示された月収額を上回ったり、逆に下回ったりすることがあります。求人情報に書かれている月収の金額はあくまで「月収の一例」と捉えましょう。これは「月収×12カ月+月単位ではない臨時手当(ボーナスなど)」で算出される年収も同様です。

【注意2】月の希望給与額を聞かれたら「月収」を答える

選考が進むと、採用担当者から、月の希望給与額をたずねられることがあります。このとき採用担当者が聞いているのは、残業代やインセンティブなどの変動手当を含めた月収だと考えるのが一般的です。変動手当がうまくイメージできない場合は、「残業代やインセンティブを抜いて月●●万円程度」などと答えてもいいでしょう。

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