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No.21:転職すると、今まで住んでいた社宅はどうなりますか?

転職を希望しています。現在は借り上げ社宅に住んでいるのですが、転職後は退去する必要があるのでしょうか?

(Xさん 男性 36歳)

社宅を借りている人が退職する場合の取り扱いは、通常、会社の規程に定められています。Xさんの社内規程を確認してみましょう。借り上げ社宅の場合は、継続して住み続けることができる場合もあります。

■社宅の種類

社宅には、会社が直接建築して従業員に貸与する社有社宅と、会社がマンションなどの一室を借り受け、それを従業員に転貸する借り上げ社宅の2種類に分類されます。
いずれも、実勢の家賃相場よりも少ない金額で居住することができます。借り上げ社宅は、会社がXさんから家賃の一部を給与控除し、その金額と会社が補助する金額を併せて賃貸人に実勢相場の家賃を支払います。従って、在職中は、Xさんのように家賃の一部を自己負担するだけで、居住することができます。
このような取り扱いのもとで、全従業員の持家支援のために期間限定で社宅に住むことを認めている会社もあれば、基本的に福利厚生制度として在職中の社宅利用を認める会社もあります。また、転勤者に限定して一定期間の利用を認めるというように、対象者を絞った制度としている会社もあります。最近は福利厚生費の削減が求められている観点から、社宅制度を廃止する会社も少なくありません。

■退職時の取り扱い

社有社宅の場合は、居住している人が退職することになれば、例外なく退去しなければなりません。
Xさんのように、借り上げ社宅の場合でも、会社の社宅利用規程などで、退去しなければならないとしている会社が多いと思います。しかし、借り上げ社宅については、契約者を会社から退職する人に名義変更を行い、敷金・礼金の一部を会社に支払うことで、その住宅に住み続けることができる場合もあります。気に入った住宅で、退職後も住み続けることを希望する場合、会社の規程を確認してみてください。

(2014年4月1日現在)

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深川 泉

株式会社 ポラーノ・コンサルティング取締役

CFP認定者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士

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