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連載 ホンネの転職白書 2013.7.1更新

転職は何回まで許される?転職回数と成功率の関係性

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【年度別】初めての転職者が増加中

2007~2012年度の転職者を転職回数別の割合で見ると、2007年度には54%だった初めての転職者が2012年度には58%に増えていることが分かります。一方、2回目以降の転職者の割合は2007年度の46%から2012年度は42%と徐々に減少しています。これには以下の理由が考えられます。

まずは、転職市場の拡大によって、初めての転職希望者が増えているということです。DODA調べの転職求人倍率(求人数(採用予定人員)÷転職希望者数)で見ると、求人数は2012年度に過去5年間で最多、転職希望者数は過去4年で最多となっています。転職市場が活況になると、自分にも転職のチャンスがあるのではと、初めての転職にチャレンジする方が増える傾向にあります。一方、2回目以降の方は、過去の転職時の体験を踏まえられるので、転職市場の動向にあまり影響されることなく、自分が希望する時に転職活動をするケースが多いようです。このようなことから、転職市場の拡大と初めての転職者割合の増加は比例していると言えそうです。また、ここ最近の大手製造業による人員整理などの影響も出ていると考えられます。今まで転職を考えていなかった人たちが、転職をせざるを得ない状況になったため、初めての転職者の割合が増えていると見られます。

転職成功者の転職回数別の割合
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【年齢別】転職成功率が一番高いのは「転職2回目の35歳以上」

2012年度の転職者について、転職回数と成功率を年齢別に見ると、初めての転職者の成功率を100とした場合、年齢が高い層ほど、2回目以降の転職成功率が高いことが分かりました。2回目の転職成功率を見ると、24歳以下は58、25~29歳は85、30~34歳は86、35歳以上は111となっています。35歳以上については、初めての転職よりも2回目の方が成功率は高いという結果です。3回目になると、24歳以下は28、25~29歳は41、30~34歳は56、35歳以上は91で、29歳以下は50以下の成功率となる一方、35歳以上は90以上と高い成功率となっています。

この結果は、今の時代で生き残るために、ビジネスの複合化やグローバル化、新規事業へのチャレンジ、イノベーションなどが求められている企業が、経験を重ねた転職者を求めているということが影響していると考えられます。経験やスキルがあまりない若手を中途採用して育てるよりも、即戦力として中堅・ベテラン層を積極的に採用する企業も増えています。ただし35歳以上だからと言って、単に複数社の勤務経験があれば良いというわけではありません。当然、過去の確かな実績が求められます。また年齢が上がるほど、転職先企業での適応力も求められるようになります。実際、適応力不足がネックになって不採用になるケースもあります。35歳以上の方がチャンスを活かすには、実績と適応力のアピールが必要と言えます。

年齢別:転職回数と成功率
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【職種別】専門性の高い職種は転職回数が多くても高い成功率

2012年度の転職者について、転職回数と成功率を職種別に見ると、初めての転職者の成功率を100とした場合、職種によって結果に大きな違いが出ました。転職回数が多くなると成功率が下がる職種は「技術系(電気/電子/機械)」「営業系」「販売/サービス系」。一方、転職回数が多くても比較的、成功率が高い職種は「クリエイティブ系」「技術系(メディカル/化学/食品)」「技術系(建築/土木)」となりました。3回目の転職成功率を見ると「技術系(電気/電子/機械)」は37、「営業系」は36、「販売/サービス系」は28となった一方、「クリエイティブ系」は101、「技術系(メディカル/化学/食品)」は90、「技術系(建築/土木)」は74となりました。

転職回数とともに成功率が下がる職種は、意欲のある若手の採用が多い職種で、転職後の定着への懸念などから、転職回数が少ない転職者を求める傾向にあります。ただし前職で実績を出して転職回数とともにスキルアップをしていたり、会社の倒産で転職せざるを得なかったケースなど、明確な転職理由があれば、転職回数は気にされないこともあります。

一方、転職回数が増えても成功率が高いのは、資格や身につけているスキルが重視される傾向で、求められるスキルが備わっていれば転職回数が多くてもマイナス評価になりにくいことが多い専門性の高い職種です。「クリエイティブ系」は2回目、3回目とも100を超えるなど、複数社でさまざまな経験を積んでいることがむしろプラス評価となるケースもあります。

職種別:転職回数と成功率

まとめ

転職成功者の実態を分析すると、3回目以降の成功率が一気に下がることが分かりました。しかし年齢や職種ごとに見ると、必ずしも「初めての転職が最強」ではないことも分かります。年齢や職種、そしてスキルレベルよって転職成功率の傾向は異なります。「初めての転職だから大丈夫」「3回目以降だから難しそう」と、転職回数だけを気にするよりも、自分の年齢や職種、スキルレベルに合わせた最適な対策を立てることが転職成功につながると言えるでしょう。

調査概要

転職回数はやっぱり少ない方が有利!?「転職回数は多いほどマイナス」と思っている方も多いと思いますが、実際はどうなのでしょうか。2007年4月~2013年3月の6年間に、DODAエージェントサービスを利用して転職したビジネスパーソン5万人以上の転職回数と転職成功率を年度ごとに調査しました。また最新の2012年度について、年齢、職種ごとに分析しました。(※以下、転職成功率は、DODAエージェントサービスを通じた転職決定者/DODAエージェントサービス登録者、として定義したデータになります。)

【対象データ】2007年4月~2013年3月の6年間に、DODAエージェントサービスを利用して転職を行ったビジネスパーソン

【有効回答数】約50,000件

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