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職務経歴書の書き方|書類作成のコツと133職種のサンプル

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1.職務経歴書とは?

職務経歴書とはこれまでの業務経験と身につけてきたスキルを記載した書類のことです。自分が募集要項にマッチした人材であることをアピールでき、また採用担当者も選考の参考にするため、転職活動には欠かせません。

職務経歴書と履歴書の違い

職務経歴書は、過去の仕事の内容や実績、そして仕事を通じて培ってきた知識・スキルを具体的に採用担当者に伝えるための書類です。通常A4用紙1~2枚程度で、どんな仕事をしてきて、どんなスキルを持っているかを詳細に記入できます。 一方、履歴書は基本的なプロフィールを確認するための書類です。氏名・学歴・職務経歴・住所・連絡先といった情報を中心に記載します。

職務経歴書をつくる前に

職務経歴書には、応募先企業が求めている人物像に合わせて記載する内容を調整する必要があります。そのため、職務経歴書を書き始める前に、募集要項や企業サイトから求められている人物像を分析しておきましょう。採用情報に書かれている「求める資格」「業務内容」などから判断します。実際の業務につながるキャリアを書くことで、企業にとって有益な人材であることをアピールできるはずです。

2.職務経歴書かんたん作成ツール

職務経歴書に何を書くかは分かったけれど、ゼロから作るのは難しそう…と尻込みしそうになる人は、dodaオリジナルの自動作成ツールを使ってみませんか。画面の項目に従って入力するだけで、Word形式の職務経歴書ができあがります。気軽にサクサク作成してみましょう。
※ご利用にはdoda会員登録が必要です。

3つのステップで正しい職務経歴書が作れる!

スマホからも編集可。職務経歴書作成ツールを使えば、「何を書けばいいか分からない」という人も、あなたの職種に合わせた例文を挿入できるので、 参考にしながらすぐに提出できる職務経歴書を作れます。

職務経歴書を作ってみる(無料)

【123職種の例文付き】自己PRの書き方・まとめ方
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【81職種の例文付き】志望動機の書き方・まとめ方
志望職種の経験者と未経験者のケース別に例文をご紹介します。

3.職務経歴書133種のテンプレート見本ダウンロード

年間数百人の職務経歴書を添削してきたdodaキャリアアドバイザーの監修のもと、職種・業種・ステージ別に133種類の職務のテンプレートをご用意しました。職種ごとの書き方のコツも紹介しているので、参考にしてください。フォーマット(Wordファイル)のダウンロードもできます。自分自身の職務経歴に書き換えて利用しましょう。

職種・業種別

職種・業種別

ステージ別

4.職務経歴書に書くべき内容・項目

職務経歴書に書く内容や項目はほぼ決まっています。人事担当者や現場の上司に当たる人が「今までしてきた仕事」「任せた仕事をこなせるか」「前向きに働いてくれるか」を判断できる内容にまとめましょう。

職務経歴書テンプレート・フォーマットをダウンロード

3つの型式から選ぶ
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画像:職務経歴書1ページ目
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画像:職務経歴書2ページ目

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スマホからも編集可。職務経歴書作成ツールを使えば、「何を書けばいいか分からない」という人も、あなたの職種に合わせた例文を挿入できるので、 参考にしながらすぐに提出できる職務経歴書を作れます。

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5.職務経歴書をつくる際のポイント

職務経歴書を作成する際のポイントを8つ紹介します。ポイントを押さえて伝わりやすい職務経歴書にしましょう。

  • A4サイズで1~2枚にまとめる

    職務経歴書は、A4サイズの用紙で1~2枚が理想。多くても3枚以内に収めてください。ボリュームが大きすぎると、アピールポイントがぼやけてしまいます。

    職務経歴書が長くなる人のための、力の入れどころ、抜きどころの見極め方
    職務経歴書を短く、シンプルにまとめるコツを紹介しています。社会人歴が長い人、アピールしたい実績が多い人は必見です!

  • 書きやすいフォーマットを選ぶ

    職務経歴書のフォーマットは主に3種類あります。もっとも自分がアピールしやすい形式を選択しましょう。

    編年体形式 「古い経歴から順」に業務内容やその実績を書く形式です。キャリアの一貫性やステップアップの過程を伝えたいときに利用します。
    逆編年体形式 「現在から過去にさかのぼる」形で業務内容やその実績を書く形式です。最も一般的なフォーマットなので、迷ったときはこの形式を選ぶのがおすすめです。
    キャリア形式 職務経歴を業務内容やプロジェクトごとに書く形式です。自分が持っている知識・スキルを分かりやすく伝えられるというメリットがあります。
  • 職務経歴書テンプレート・フォーマットをダウンロード

    3つの型式から選ぶ
  • 職務経歴は具体的に書く

    職務経歴書は、採用担当者が応募者の実績・スキルを確認するためのものです。具体的な業務内容や実績を記入し、自分の能力をはっきりとアピールしてください。

  • 強調する業務や実績は応募先の企業に合わせる

    応募先の仕事と、職務経歴書に記載の業務内容、実績が連動していると魅力的な職務経歴書に仕上がります。強調する要素を工夫しましょう。

  • 見やすいレイアウトを心がける

    見た目が整理されていない職務経歴書は、それだけでマイナス評価に。伝えたい内容がひと目で分かるよう、しっかりレイアウトを整えましょう。

    【見やすい職務経歴書を作成するコツ】

    • ・文字のフォントや大きさに統一感を持たせる
    • ・箇条書きや表、見出しを活用して記載内容を整理する
    • ・余白や改行を工夫して、書類から受ける圧迫感を軽減する
    • ・一つの文が長くなりすぎないようにする
  • 効率性を重視するならPC(パソコン)で作成

    職務経歴書は手書きではなく、PC(パソコン)で作成するのがおすすめ。PCのほうがレイアウトを整えやすく、文字量が多くても読みやすくなります。

    職務経歴書を作るときの用紙サイズ・枚数・フォント・ソフトの選び方
    PCで作成するメリットやマナーについて詳しく解説しています。

  • 面接でも利用されることを想定して書く

    職務経歴書は、面接時に質問の材料として使用されることが多々あります。質問されたときにしっかり回答できるよう準備しておきましょう。

  • 提出前に必ず誤字脱字を確認する

    提出する前には必ず誤字脱字の確認を。正式なビジネス文書である職務経歴書に誤字脱字があると、マイナス評価に直結します。

6.採用担当者が職務経歴書を見るポイント

職務経歴書が、「入社後に自分が活躍できることを裏付けるための書類」であることを考えると、書かれている内容が募集ポストで活かせるものであるほど、採用担当者から良い評価を得られやすいと考えられます。書類選考の通過率を上げたいなら、しっかりと企業研究したうえで、募集ポストで求められているスキルや経験に合わせて、職務経歴書を作成しましょう。

とはいえ、今と違う職種・ポストへの転職を目指している場合は、募集ポストにマッチする実績や経験がないという人も多いはずです。そこでおすすめなのが以下のような工夫です。

  • ・ベースとなる記載内容は変えずに募集ポストと親和性のある経験・実績を強調する
  • ・募集ポストにマッチする実績や経験がないときは、どんな職種にも求められるビジネスパーソンとしてのスキルの高さを強調する

同じ書類を使い回し!?職務経歴書を会社ごとに書き替えるべき理由
「書類選考を通らない…」と嘆いているあなた、どの会社にも同じ職務経歴書を出してしまっていませんか?

7.職務経歴書を提出する前にチェックすること

提出前のチェックリスト

  • 日付は提出日になっているか
  • 日付を和暦、西暦のどちらかに統一できているか
  • 「です・ます調」「だ・である調」が混在していないか
  • 文字のフォント・サイズの使用法は統一できているか
  • 誤字脱字はないか(変換ミスに特に注意)
  • 数値を使って実績を具体的に表現できているか
  • 他社の人にも分かる客観的な指標が用いられているか
  • 長すぎる文章はないか(一つの段落、項目につき最大4行程度が目安)
  • 箇条書きや表で分かりやすく整理されているか
  • 見出しを付けて分かりやすく整理されているか
  • 読みやすいように適切に改行や余白を設けているか
  • 余白のサイズは統一されているか
  • 募集ポストに必要な経験・スキルを意識した内容になっているか
  • 社内用語が使われていないか
  • 専門用語が多用されていないか

誤字脱字をはじめ、記入内容に間違いがないか再度確認しましょう。読みやすい文章・レイアウトになっているかも確認します。当然ですが、自分を魅力的な人物に見せたいとしても虚偽の事柄を記載してはいけません。

また、気づかないうちに社内用語や専門用語を多用している可能性もあるので注意しましょう。採用担当者は、応募者が経験してきた業種・職種について熟知しているわけではありません。自分と同じ仕事をしていない人にでも理解できる言葉に置き換えられないか、補足は必要ないかという視点で見直しながら実績や業務内容、自己PRを書くことが大切です。

8.職務経歴書を提出する際のマナー

職務経歴書は「メール」「郵送」「面接時に持参する」の3つ提出方法があります。それぞれの提出方法で気を付けておくべきマナーを解説します。

メール

応募メールの例文サンプル(応募書類の送付)
  • 1件名
    求人応募であること、応募書類を添付していること、応募者の氏名が分かる件名にする。
  • 2宛名
    担当が個人の場合は「〇〇様」、部署の場合は「〇〇課御中」などとする。
  • 3メディア、応募ポジション
    どの媒体・サービスに載っていた求人か、どのポジション・職種に応募しているか明記する。
  • 4添付内容
    メールに添付したものを明記する。
  • 5パスワード
    添付データのパスワードは別送する。
  • 6署名
    郵便番号、住所、電話番号、フルネームを表記。

ファイル形式の指定があるか確認しましょう。メールには、応募書類を送付したメールであることが分かる件名を付けます。また、個人情報の漏洩を防ぐために、送付する応募書類のデータにはパスワードを設定しましょう。データを送付するメールとは別に、パスワードを連絡するメールもあわせて送付します。

メールの種類 メールの件名の例
応募メール(応募書類の送付) 中途採用(○○職)応募の件/応募書類送付/転職太郎
応募メール(パスワードの連絡) 中途採用(○○職)応募の件/パスワードの連絡/転職太郎

郵送

郵送時の封筒の書き方(表) 郵送時の封筒の書き方(裏)
  • 1住所
    丁目、番地、ビル名、階数など略さずに正式に表記。
  • 2会社名、宛名
    「株式会社」は「(株)」と略さずに表記。
  • 3切手
    封筒のサイズや内容物の重さに適した切手を貼る。
  • 4在中
    職務経歴書のほかに履歴書なども同封する場合は「応募書類在中」とする。
  • 5差出人
    郵便番号や部屋番号も省略せずに表記。念のために電話番号も書き添える。
  • 6締めマーク
    両面テープなどで封を閉じてから合わせ目に「〆」と書く。

封筒はA4サイズの書類を折らずに封入できる、「角形2号」「角形A4号」の封筒が適切です。色は、白、水色、茶色のいずれかのものを選ぶといいでしょう。履歴書と一緒に送る場合、クリアファイルに上から「履歴書、職務経歴書、その他の書類」の順番になるように入れたうえで封入します。また郵送の場合、「送付状」を同封するのを忘れないようにしましょう。

面接時

面接時の封筒の書き方/図
  • 1在中
    職務経歴書のほかに履歴書なども同封する場合は「応募書類在中」とする。
  • 2差出人
    郵便番号や部屋番号も省略せずに表記。念のために電話番号も書き添える。
  • 3封はしない
    その場で取り出して面接に入るので封は開けたまま持参。

面接時に職務経歴書を提出する場合、封筒を使用します。郵送で送付するときと同様に、「角形2号」「角形A4号」を使用しましょう。面接官に渡す際にクリアファイルを封筒から出して渡しましょう。受付で提出する際は、書類を封筒に入れたまま担当者に渡します。

3つのステップで正しい職務経歴書が作れる!

スマホからも編集可。職務経歴書作成ツールを使えば、「何を書けばいいか分からない」という人も、あなたの職種に合わせた例文を挿入できるので、 参考にしながらすぐに提出できる職務経歴書を作れます。

職務経歴書を作ってみる(無料)

9.職務経歴書に関するQ&A

職務経歴書に関して、よくある疑問・質問をQ&A形式でまとめました。

  • 「自己PR」発掘診断

    Q.自分にはアピールできる経験や実績がありません。何を書くのがよいでしょうか。

    A.アピールポイントに自分で気づいていないだけかもしれません。 そこで経験職種と16問の設問に答えるだけで、あなたのアピールポイントを診断する「自己PR」発掘診断をご用意しました。 特別なスキルやアピールできる経験・実績がない…と悩んでいる方は、さっそく診断してみましょう。
  • 「履歴書の学歴・職歴欄の正しい書き方と内容」

    Q.何度か部署異動をしています。職歴にはすべて書く必要がありますか?

    A.短期間しか勤務していない場合でも、時系列ですべて正確に書きましょう。社名や所属部署も正式名称で明記します。 昇格があった場合には、その旨も記入してください。学歴・職歴欄で部署異動についてどう書くかをより詳しく知りたい場合は 「履歴書の学歴・職歴欄の正しい書き方と内容」を参考にしてください。
  • 「履歴書を提出するときの送付状・添え状の書き方」

    Q.面接に履歴書と職務経歴書を持参するように言われました。添え状は必要ですか?

    A.書類を企業に持参したり、面接官に手渡ししたりする場合は、送付状・添え状は不要です。 クリアファイルに挟んだ書類を封筒に入れて持参し、面接官に渡す際にクリアファイルを封筒から出して渡しましょう。 書類を郵送するときは、送付状・添え状を同封するのがマナーです。送付状・添え状の正しい書き方や、時候のあいさつの例などは 「履歴書を提出するときの送付状・添え状の書き方」を参考にしてください。
  • 「履歴書を提出するときの送付状・添え状の書き方」

    Q.採用担当者の目にとまりやすい職務経歴書の書き方を教えてください。

    A.読みやすく、見やすいレイアウトの職務経歴書を心がけましょう。採用担当者がチェックするのは応募者の経験やスキル、考え方などの内容です。 長すぎる文章や情報量が多すぎる職務経歴書だと、内容がきちんと採用担当者に伝わらない可能性があるので避けましょう。職務経歴書はだいたいA4サイズ2~3枚に収めるのがベストです。詳しくは下記ページをご覧ください。

    Q.企業の目にとまりやすい履歴書・職務経歴書の書き方のコツは?

  • 「履歴書を提出するときの送付状・添え状の書き方」

    Q.実家が自営業でその仕事を手伝っていたのですが、職務経歴書にはどう書けばいいですか?

    A.自営業でも法人であれば「○年○月 株式会社○○ 入社」と記載し、担当していた業務を簡潔に書きましょう。特に自営業であることを書く必要はありません。 一方、実家が小規模店舗といった個人事業主の場合、「○年○月 家業(○○商店)に従事」と記載し、担当していた業務を簡潔に書きます。詳しくは下記ページをご覧ください。

    Q.自営業を手伝っていた場合、履歴書や職務経歴書にはどうやって書けばいい?

  • 「履歴書を提出するときの送付状・添え状の書き方」

    Q.履歴書と職務経歴書の資格欄の内容は一致しなくても大丈夫でしょうか?

    A.持っている資格が多い場合、必ずしも一致させる必要はありません。 履歴書では記入できる資格の数が限られるので、取得している資格が多い場合は抜粋して記載します。その代わり、職務経歴書には業務に関連する資格はすべて記載しましょう。詳しくは下記ページをご覧ください。

    Q.履歴書と職務経歴書の資格欄の内容は一致していなくてもいい?

  • 「履歴書を提出するときの送付状・添え状の書き方」

    Q.応募書類を提出後に職歴欄の不備に気づきました。どうしたらいいですか?

    A.早急に訂正版を提出しましょう。選考が進んでいる段階によっては詐称と思われかねないので、早急にお詫びして訂正版の応募書類を送り直しましょう。 メールや郵送で送るだけではなく、電話など口頭でも伝えておくと安心です。詳しくは下記ページをご覧ください。

    Q.応募書類の職歴欄の不備を提出後に気づきました。これは詐称になる?

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